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仕事ができる人・出来ない人・やらない人を9段階でクラス分け

当NOTEでは仕事ができない人・やらない人を目の敵のように扱っているが、、これは筆者が社会人になってからの20年間、彼らに散々な目に合わされて続けてきた反動によるものである。

これからの記事執筆が円滑となるよう、仕事ができる人、出来ない人、やらない人については、以下のとおり定義づけをしておく。

①仕事ができる人

仕事ができる人のなかでもいくつかカテゴリーがある。

Sクラス勤め人

与えられた責務を成果ベースで全うできる人

勤め人の中では最上位であり、これに分類される人間は指示された仕事はもちろん、マクロな視点を持ち合わせているため、組織の問題点を分析し業務改善を行っていけるリーダーシップ能力を有する。

Aクラス勤め人

与えられた指示の意図を正確に理解し処理できる人。

指示された業務内容を正確に理解できる、または理解できない場合であっても上長に確認する事ができる人をAクラスとしたい。

業務の本質を把握してから作業に取り掛かるため、手戻りが少なく、業務スピードも早い。

②仕事ができない人

Bクラス勤め人

与えられた指示を自分の認識できる範囲で処理する人。

いわゆる言われたことしかやらない人。
業務の目的にフォーカスしないため、自分が行った仕事にどのような意味を持つのか考えることをしない。

もっとも、言われたことだけはそれなりに行えるため、上司としては彼らを上手く使うことで戦力としてカウントできる。

Cクラス勤め人

与えられた指示を十分に処理できない人。

指示された業務内容の理解が浅い、または理解できなくても気にせず作業してしまう人がこれに当たる。

結果、作業依頼をしてもミスが多く、結果として上司や同僚がやり直すハメになる。

かなり細かくマネジメントしなければ、彼らを戦力として計上することは難しい。

③仕事をやらない(やる気がない)人

Dクラス勤め人(年功序列制の企業に限る)

業務処理能力は有するが、可能な限り仕事から離れようとする人。

サラリーマンの本質を理解しており、積極的に仕事をしてもしなくても、給料はそれほど変わらないことを理解しているため、可能な限り仕事をしないで給料を得ようとする人がこれに相当する。

本来Aクラスの能力を持っている人が、何らかの理由により闇堕ちした結果、このタイプに落ち着く人も少なくない。

だが、周囲の人間からすれば、やればできるのにやらない人間は職場の士気を下げる要因となる。

Eクラス勤め人

Cクラス勤め人レベルの業務処理能力で、Dクラス勤め人のような考え方を持っている人がこれに相当する。

同じ所属にいると周りの指揮が下がるなど、組織としてはほとんど使い物にならないため、人事異動期には所属間で押し付け合いになる。

Fクラス勤め人

本当は働きたくないし、働く必要もないが、親や世間体のために仕方なく働いている人がこれに当たる。

辞めろと言われたらいつでも辞めて良いと思っている事が多く、辞めても親元に帰ればよいと考えているのか、組織に残りたいという意志を感じない。

④仕事をやる気はあるが、仕事ができない人

Zクラス勤め人

やる気はあるが、能力がCクラス以下であるため、常に仕事が上手くいかない。その上で、その原因については「周りが悪いからだ」という思考回路を持つ。

このタイプは自分のことを仕事できる人間だと思っている事が多く、仕事が上手くいかないのは周りが自分の足を引っ張るからだと大きな声で主張する。

周りの人間からするとアホくさくて聞いていられないのだが、声が大きいため無視できず、時間と労力を割いて彼らの相手をすることになる。

仕事は出来ないが、勤続年数だけは長く、若いものに対して偉そうに仕事を教えたがるのもこのZクラスの特徴と言える。

ZZクラス勤め人

仕事に対するやる気があり、自己評価も高いが、能力がCクラス以下であるため、出来もしない業務に積極的に取り組み、その結果、常に問題を起こす。
当人が仕事をすればするほど、ケツ拭きという周りの仕事が増えていく。

ナポレオンの名言にも出てくる最も恐ろしい「やる気のある無能な味方」そのものである。

まとめ

以上が私が考える、勤め人の大まかな区分である。

実際には明確に区分が別れているものではなく、より細かい段階に別れていたり、複合的な属性だったりする。

一般的には新人として入社したらCクラス勤め人として始まり、B→A→Sと進んでいくことになる。

だが、経験を重ねても成長できないC→Z(またはZZ)ルートや、途中まで順調だったが、何らかの理由で闇堕ちしてしまうC→B→A→Dルートも少なくなく、最近であればFクラス新人も度々見かける。

人を区分することは気分の良いことではないが、現実的に組織を回すためには、こうした分析も不可欠であると私は考える。



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