青山ルビー

💎広報コンサルタント💎 広報コンサルや欧米企業・組織で、企業広報・マーケティング広報を…

青山ルビー

💎広報コンサルタント💎 広報コンサルや欧米企業・組織で、企業広報・マーケティング広報を経験。広報マーケティング担当者として企業に所属する傍ら、副業で個人事務所を開設。日本パブリックリレーションズ協会認定PRプランナー。 https://www.rubyaoyama.com/

最近の記事

広報・マーケの仕事に役立つ資格:その1 PRプランナー

「広報になるにはどんな資格が必要ですか?」というご質問をいただくことがあるので、数回にわたって広報・マーケの仕事に役立つ資格を一つずつご紹介していきたいと思います。 まず1回目は、代表的ともいえるPRプランナー資格を取り上げます。公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会(日本PR協会)が主催する民間資格で、広報業界では最も認知された資格試験です。 PRプランナー資格の話に入る前に、そもそも広報のお仕事をするために資格は必要なのか、私なりの考えをお話させていただきます

    • 企業広報のお仕事内容が、あまり知られていない理由

      広報のお仕事というと、たいていの人は商品やサービスを紹介する「マーケティング広報(マーケティング・コミュニケーション)」を思い浮かべるようです。実際、消費者の皆様の目に触れるものはマーケティング広報による情報発信やイベントが大半かもしれません。 これまで企業広報(コーポレートコミュニケーション)とマーケティング広報の両方を経験してきたのですが、お仕事としては両方とも楽しく、奥が深く、キャリアとしてもお勧めできると思っています。だからこそ、世の中に企業広報のお仕事内容があまり

      • プレスリリース 日米の違いとトレンド 【補足】

        前回「プレスリリース 日米の違いとトレンド」で日本語リリースと英語リリースの違いや英語リリースを和訳する際に気を付ける点などを紹介しましたが、1点補足したいと思います。 外資系企業が日本発のオリジナルニュースを出す際のプレスリリースについて、何度か質問を受けたことがあります。英語リリースの翻訳ではなく、日本語でイチから作成する際の取り扱いについてです。 企業によってルールは違ってきますが、標準的な手順は次のとおりです。 1、 日本のメディアに受け入れられやすい事実情報重

        • プレスリリース 日米の違いとトレンド

          今回は広報業務を行う上での基本アイテムのひとつである「プレスリリース」を取り上げたいと思います。 プレスリリース、メディアリリース、ニュースリリース? もともとは企業や組織が自社の人事や製品・サービスについて発表するために、報道関係者(プレス)に向けて書いたものを指しますが、インターネットの利用が広がるにつれ、読み手がプレスにとどまらず、株主や取引先、顧客など広範になり、特に欧米では10年くらいから「ニュースリリース」という呼び名に変わってきた気がします。 ウェブサイトの

        広報・マーケの仕事に役立つ資格:その1 PRプランナー

          Withコロナの広報活動

          NOTEのブログを書き始めたのが今年の3月でした。副業でPRコンサルの事務所を立ち上げたのを機に、企業広報とマーケティング広報の仕事の面白さを伝えようと始めたブログですが、コロナ禍が続く中、トピックに迷ってしまいました。 コロナ禍では、情報の発信者である企業にも、受け手である企業や消費者にも、企業をとりまくステークホルダー(消費者、株主、取引先、従業員、メディアなど)にも、大きな変化が毎日進行形で起こりました。 その中で、漠然とですが、「広報の仕事の前提が変わってしまうか

          Withコロナの広報活動

          PR会社か企業内広報か

          広報のお仕事をするためには、ざっくり分けると広報代理店(PR会社、PRコンサルティング会社)で働いて外部コンサルタントとして顧客企業の広報業務をサポートするか、企業・組織に所属して、広報部で働くか、大きく分けると2つのパターンが考えられます。 私自身は2つの外資系広報代理店と、4つの企業・組織の従業員として広報を担当してきましたが、どちらにも良さと難しさがあると感じます。 まず、PR会社。 PR会社の良さは、何といっても広報の仕事を始めやすいところです。広報をやりたいな

          PR会社か企業内広報か

          広報というお仕事

          広報というお仕事に携わって、はや20年と少し。いまだに「広報って何するの?」というご質問をいただきます。 広報のお仕事は、企業や組織・団体の活動内容や商品について情報を発信することで、ターゲットとなる情報の受け手となる人々に知ってもらうこと、わかってもらうことです。そして、その先に好意を持ってもらう、購買活動などのアクションにつなげていくこと、なのだと思います。 よく違いを聞かれる「広告・宣伝」や「マーケティング」の分野との違いは、情報発信の手法が、発表内容を文章に落とし

          広報というお仕事