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水分の摂り方(体質別)

今日は水分の摂り方について書いてみたいと思います。

お水を摂ることの効用は、老廃物を排出して巡りを良くしてくれること。
また、体の水分が少なくなってくると、体の中が酸性に傾きやすくなります。
活性酸素や老廃物は酸性のため、酸性に傾くと疲れやすくなります。

水分を摂る時にベストな条件は、以下の3つだと思います。

  • ただのお水であること

  • 常温かそれ以上

  • 食事での摂取も合わせて一日にトータルで体重の3%くらい

ただのお水(笑)というのは、お茶やコーヒーが飲み物代わりになっていたらちょっと注意しましょうね、ということ。

カフェインが入っていると、飲んでも飲んだ分以上が体から出ていってしまいます。
また、交感神経を刺激したり、体質によっては控えた方が良いこともありますね。

じゃあハーブティーは?麦茶は?などなど出てくると思いますが、
お水が一番体に負担がない(肝臓のエネルギーを消費しない)のは確かです。

ただ、コーヒー、紅茶、ハーブティーなど、心を緩ませてくれるのも事実。
それはそれで適量楽しむことは全然良いと思います。
コーヒーや紅茶の場合は、それを含まずに体重の3%摂れると良いですね。

健康上の理由から杜仲茶など、機能的な面で選ぶのも良いと思います。

味のないお水も、慣れたら飲めるようになります。

常温以上にする理由は、冷たいお水は消化力を下げるから。
また、体温より低いお水は、体温まで上げようと体のエネルギーも消費します。

量としては、体重50Kgなら1日に1.5ℓくらい。
食事の度にスープなどで水分も摂ってほしいので、残り1ℓはその間にちょこちょこ飲むのが良いです。

午前中にコップ2杯、午後にコップ3杯とか。
ちょこちょこがコツです。

一気に飲むと、ホメオスタシスが働いて出そうとするので、すぐに尿として出ていってしまいます。

デスクワークしているだけでも、1時間に100ccのお水が体から蒸発しているとか。

仕事終わりに小ジワが増えていたら、お水が足りない証拠かも!

お次は体質別のお話。
ここではアーユルヴェーダの体質を使ってお話していきます。
自分のタイプが知りたい方は、サイトや書籍などで一度調べてみてくださいね。

まずは、Vata(ワータ)タイプ。
体格は華奢で、乾燥肌で、体力がなく、顔のパーツは小さくて、じっとしているのが苦手で、いつも動き回っている、そんなタイプです。

風と空のエレメントを持つVataタイプは、体が冷えやすく乾燥しやすいので、温かいお水を多めに飲むと良いです。

お次はPitta(ピッタ)タイプ。
中肉中背でバランスの良い体型で、ニキビやそばかすができやすく、顔立ちは鋭めで、辛いものが好きで、仕事ができる、そんなタイプです。

火と水のエレメントを持つPittaタイプは、体温が高めで蒸発しやすいので、常温のお水でも良く、多めに飲みましょう。

最後に注意したいのがKapa(カパ)タイプ。
骨がしっかりした体型で、色白で、顔のパーツに丸みがあり、肌も髪もしっとり、穏やかなタイプです。

Kapaタイプは、水と土のエレメントなので、体の中の脂が冷えて固まりやすいので、熱々のお水が良いです。
また、水太りしやすいので、飲む量は3%を超えないようにしましょう。
水分代謝を促してくれる飲み物や食べ物も摂るようにすると良いです。
(中医学でいう、水毒、または痰質タイプに該当。)

アーユルヴェーダの3つの体質は皆3つとも持っているものですが、最も当てはまる項目が多いもので診断します。
ここでは細かい項目は省略してしまいましたが、また機会があれば詳しいお話もしてみたいと思います。

体質別のちょっとした注意点を実行するだけでも体調に変化があったりします。
ぜひ参考にしてください。

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