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「ハレ」と「ケ」
おはようございます!
先週は月に1回の膠原病内科の通院日でした。
血液検査などもろもろの検査をした後結果が出るまで1時間ほど待ち、そこから診察室に呼ばれて先生と話をしてその後会計、薬局…
という順番を毎回こなすのですが、これがまた結構大変なのです。
大病院なので患者さんやお医者さん、看護師さん、准看護師さん、清掃員さん…
もうとにかく人が多い!
そして施設も広くて移動だけでも時間がかかります。
今ではもう慣れてきてどこに何があるか、どんな順番でどこを通れば一番効率よく済ませられるかわかっているので粛々と移動してやることをやるだけですが(もはやスタンプラリー状態😅)
最初のころは全く勝手がわからず病院内の地図を片手にウロウロしていました。
そんな状態なので家から病院に行って帰るだけでもほとんど一日仕事のような形になりとても疲れます。
よく歩くし、やはり病院という場所はあまりいい空気が流れていなくて、
私はそういう「その場を流れている空気」みたいなものにとても敏感なので余計に体がずしっと重くなったりもするんです。
よく「ハレ」と「ケ」って言ったりするじゃないですか。
一般的にはハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭・年中行事などの「非日常」、
ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表します。
実は演劇でも「ハレの世界」「ケの世界」などと使われることがあって、
舞台などクリエイティブな創造の世界をハレ(晴れ舞台とかよく言いますよね)、
普段生活している日常の世界をケと呼びます。
演技レッスンでは
「あの扉から内側はハレの世界だけど外側はケの世界。部屋に入ってくるときはそれをちゃんと意識してね」
と言われたこともあります。
つまり早い話が「日常の雑なものを持って入ってくんなよ」ということ。
もうお分かりかと思いますが、病院の空気は完全に「ケ」なのです。
ケ中のケ。
そりゃそうですよね、みんなそれぞれ自分の体のこと・命のことが懸かっているのだから。
心配や不安や苛立ちなどいろんな思いでいっぱいになっている場所です。
もちろん私もその一人。
不安や心配に取り込まれないように意識はするけどやっぱり心配なものは心配なんです。
そうやって一日中「ケ中のケ」にいると家に帰ったとしてもなかなかクリエイティブな思考回路にはなりづらい…。
しかも体も疲れているとどうしてもネガティブなことしか思い浮かばなくなります。
なので私は通院日とその次の日は完全休養日としています。
心身ともに回復してきたら動き始める、
それまではお昼寝したりアニメをみたりだらだら過ごす。
今はまだ回復途中なのでだらだらしながらnote書いてます😊
そう考えると通院は一日仕事どころではなく2、3日仕事ですね(笑)
でもいいんです、今までの経験上その休養がないと後々心身ともに崩れるから。
頑張った自分にはお休みのご褒美をあげないと。
何事もやすみやすみ、ですね🌱
ではまた!
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