真夏の奈良旅(前編) #おうち旅行
えみさんの、こちらの企画の参加させていただきます。
恥ずかしながら、旅行の経験があまりありません。
わりとすぐに家に帰りたくなるんです。
なので、未だ、日付変更線を超えたこともありません。
日本国内の観光名所もほとんど行ったことなく、私の中で旅行といえば、嵐のコンサートに東京か大阪ドームに行くくらいのもの。
そんな私が、最近、やっと旅行の楽しさに目覚めてきたんです。
2018年の夏、友人Mちゃんと奈良へ行きました。
Mちゃんと旅にでる理由は、ここにも書きました。
もともと古代好きなので、奈良とか京都にすごく興味があるんですが、友人の出身地が奈良だと知って、ますます親近感。
その前年も夏に奈良を訪れて、こんな文章を書いたことも。(課題の締切が迫っていて、確かこの旅行中に書き上げて提出した記憶が……)
前置きが長くなってしまいました。
では、旅をはじめましょう!
奈良までは、徳島から高速バスで大阪まで2時間半、大阪駅からJR奈良駅まで1時間くらいかな。お昼前にJR奈良駅に到着。
今回の旅の目的は、
1 茶粥と柿の葉ずしを食べること
2 興福寺の阿修羅像を見に行くこと
3 新薬師寺の十二神将を見に行くこと
4 京都に行くこと(ノープラン) です。
せんとくんのお出迎えをうけました。
せんとくん、初めて見たときは「こわっ」と思いましたが、最近じゃすっかり「かわいいーー!!」と言っちゃう。慣れるってすごい。
久しぶりの奈良に浮かれてますので、撮るよね。
この後、駅の構内で、勢いで麦わら帽子を買いました。(浮かれすぎ)
バスの周遊券を使って、近鉄奈良駅前の行基像に到着。
去年、来た時は猛烈に暑くて、行基像を眺める余裕もありませんでしたが、この日は優しいそよ風が吹いて気温もすこし落ち着いていました。
行基像をとおりすぎ、もいちどのセンター街のアーケードへ入ります。
旅先では、なぜか飲み屋に鼻が効く私。呑兵衛の第六感か。
アーケードに入ってすぐ、こんな入り口のお店を発見。
日本酒のラベルがびっしりと貼られています。
入り口の立て看板には、
「日本酒セルフ試飲 1杯100円」
これは、気になる……
だけど、このあと、ランチに茶粥と柿の葉ずしを食べに行くし、どうしよう。
でも……
「ねえ、ここ入っていい?」
看板を指差しつつ、思い切ってMちゃんに提案。
「まだ、11時だし、試飲やし、お昼ご飯の邪魔にはならないよね。ね、ね!」
「こいつ昼から飲む気だよ」と、ちょっと呆れ顔のMちゃん。彼女はお酒を飲まない人。完全に私に付き合わされるだけの状態になる。
でも、彼女は優しい。
「行きたいんでしょ? 入りましょ!」
ありがたいお許しを得て、お店へGO!
入ったのは、「和食ダイニング拓〜TAKU〜」
店内は明るい雰囲気。オープンして1周年だそう。
居酒屋さんとして営業するかたわら、昼はこうして日本酒の試飲をやっているそう。
おちょこ1杯が100円。冷蔵庫から飲みたい日本酒の一升瓶を取って来て、注いで飲む。また新しいおちょこをもらって次のお酒。おちょこの数で代金をカウントできます。
おつまみも、小皿1皿90円でした。だし巻き卵1切れ分が出てきます。
良いシステム。
日本酒の味をレポしたいところですが、残念ながら忘れてしまった……
ジャケ買いならぬ、ラベル買いの「ナツノコトブキ」は栃木のお酒。
セクシーなデザインが素敵。
人気があると聞いたことのある「而今 」は三重県のお酒だそう。
ここで人生初「いぶりがっこ」を食べました。実はたくあんが苦手なんですが、これはいける! スモーキーで美味しい!
以来、いぶりがっこが大好きで、飲み屋で見つけると注文しています。
せっかく奈良に来たんですから、最後は奈良の地酒「儀助」で締めます。
それぞれに特徴があって、どれも美味しかった。
全国津々浦々のおつまみもそろっていました。
全部制覇したかったけど、茶粥と柿の葉ずしも食べなくちゃいけないので、ぐっと我慢……
「すっごい笑顔で、酒を注ぐよね」
Mちゃんに笑われました。
自分では全然気づいていませんでしたが、そうらしいです。
気になる方、今度一緒に飲みましょう。
まだまだ、冷蔵庫には、奈良の地酒から、有名どころの日本酒がずらり。
どれもこれも飲んでみたくてたまらない。名残惜しいけれど、ここで終了。
いい感じにほろ酔いになって時計を見れば、まだお昼の11時半でした。
まだ、奈良らしいところは全然ないまま、目的外のことですでに1800字を超えたので、今日はここまで。
まだまだ、続きます。