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心のバッテリーに充電を #ハッピーになるかもしれない朝エッセイ

うちのコードレス掃除機は、マキタというメーカーのもの。
着脱式のバッテリーがはめ込まれていて、電動ドライバーみたいに、手元のスイッチを入れているときだけモーターが回って、掃除機がごみを吸い込む仕組み。

これがなかなか便利。
コードレスだから、必要なときにさっと取り出して使える。使うときだけスイッチを入れるので、電力の無駄遣いが少ない。
片手で持てて、気軽に使える。立てかけて置けるので省スペース(うちではクローゼットにしまってある)
バッテリーだけ外して充電できるので、充電場所を選らばない。

話は変わるが、昨日の土曜日、近所の眼科へコンタクトレンズを取りに行った。車でわずか5分ほどの距離、のはずだったが、気がついたら眼科を通り過ぎ、隣町の耳鼻科の前にいた。

この眼科には子供が小さいころからお世話になっていて、数えきれないくらい通ったというのに、眼科の住所を耳鼻科の住所と思い込んで車を走らせていた。

ぼーっとしているにもほどがある。自分が怖い。

私って、マキタのコードレス掃除機みたいやな。

6月下旬から、仕事が忙しかった。忙しいというか、イレギュラーな懸案事項が次々出てきて、気が抜けない日々が続いていた。
それが、先週の金曜にやっと終わった。
完全に懸案事項が解決したわけではないけれど、とりあえず最悪の事態を免れ、少し先まで持ち越しとなった。おかげで、金曜日の夜は久しぶりに残業することなく、みんな定時で帰れてほっとした。私は月曜に休暇を取った。

私のやる気スイッチは、マキタの掃除機みたいに基本いつもオフがデフォルト。働いたり、考えたりするときだけ、スイッチを入れる。作業が終わってホッとするとスイッチが切れる。
慣れない仕事が続くときは、自分のやる気スイッチをずっと押し続けていないといけない仕様になっている。

マキタのコードレス掃除機の難点は、バッテリーが長時間持たないこと。連続で動くのは20分くらいらしい。オンオフを細かく切り替えて長時間使用を控え、使うたびに充電すれば、とても効率的に使えるのだけれど、ブンブンとずっとスイッチを入れっぱなしにしていると充電がすぐ切れて、モーターがダメになる。
私も、長期間、フルスロットルで働き続けるのは苦手だ。こまめに休んで充電しないと、心と体のモーターがダメになってしまう。

こまめにスイッチをオフにして、ぼんやり本を読んだり、推しのドラマを見たり、美味しいものを食べたりしないと、また明日からフルスロットルで働けない。特に週末は、眼科と耳鼻科を間違えるくらいでちょうどいいのだ。

「晩御飯に、松屋のバターチキンカレーが食べたい」
と、娘からのリクエストがあった。
というわけで、土曜の夜は松屋で晩御飯。

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私は牛すじと牛肉のカレー。

この日は3食外食(中食?)となった。

週末だというのに、私みたいに充電する暇もなく、模試を受けさせられる受験生は大変だな。
せめて食べたいものを食べて充電しておくれ。

みなさんも、心のバッテリーの充電を。




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RUMI
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