JdG『フリートラント』

引き続き2 years pf glory

Deux Années de Gloire: Two Years of Glory

今回はフリートラントに挑戦です。

なんとこれが初期配置。ネイの突進が開始される24時間前からゲームがはじまります。

あとは全部増援で出てきます。どんなゲームになるのでしょう…。

1日目終了

1日目が終わった時点ではこんな状況。

2日目午前

ランヌ本隊が到着してロシア軍前衛騎兵と交戦開始。

ランヌは問題なく前進できましたが、その間にロシア軍本隊はフリートラント前に陣地を構築します。
前線に取りついた敵を後方の火力6砲兵が撃ちまくり、迂回してきた敵は川むこうの砲兵が撃ちまくるというつくりです。

2日目午後

フランス軍の増援が続々と到着します。ランヌのフリートラント正面陣地への攻撃で前哨陣地は取り除けましたが、後方の陣地は健在。

猛烈な砲撃でフランス軍が潰走。ロシア軍は一転攻勢を開始！

さらに押しまくるロシア軍。ランヌ、ネイ、ヴィクトールが半壊。フランス軍は近衛兵の投入を決断して中央を支えます。左翼のモルティエは命令判定に失敗して前進できず…。

最後はやや盛り返しましたが逆転には至らず。フランス軍の敗北で終戦です。ロシア軍砲兵強し…

感想

ロシア軍の防御⇒攻撃作戦が完璧にハマりました。砲撃の当たりも良かったです。近衛兵を一撃で潰走させて除去とかしてました。安定した砲撃ができるときの砲兵はほんとうに強いですね。

フランス軍はモルティエが移動に終始してしまって戦闘にほぼ参加できなかったのが失敗でした。歩兵の数では明らかに優位なので、呼吸を合わせて前進できていたら勝てたと思います。まー、でもその呼吸合わせが外線作戦の難しさですね…。

初期配置は白紙みたいなもんなので、自分でどうやって守って、どうやって攻めるかのデザインを考えられるのが良いですね。もしかしたら今回の4作で一番好きかもしれません。ロシア軍の陣地ももっと色々な型が考えられそうです。迂回できそうな弱点をわざと作るとか。

マレンゴと同じくらい面白かったです。今回の4作では一番おすすめかも。