(全人類に読んでほしい)音痴がコーヒー☕を味わう🤎
4月に神保町の「オトナリ珈琲」というカフェで「コーヒーテイスティングをフリーライティング」というイベントに参加しました。
書きたい出来事や考えていることは沢山あるのに、怠惰さから文章にするのに時間がかかり、人の目が気になって書くことが億劫になってしまう私にうってつけのイベントでした。
以下が、フリーライティングによって作られた文章です。
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私はノーマル音痴、方向音痴、運動音痴、味音痴と4大音痴を背負いながら、日々生きています。
歌は自分が気持ちよく歌えれば良いと思いつつ、他人から下手といわれるのが苦手です。
「あなたの歌は御経のようだ」という音痴が一般的にいただく評価を母からもらっています。
しかし、祖母のお葬式で歌を歌った際には母は上手だったと言っていたので、練習を頑張れば歌えるくらいの音痴のはず。
声は通る方で、小声で話すことは基本的に向いておらず、こそこそ話が好きな女子小学生から煙たられがちでした。
でも、まずまず気に入っています。
地図を読むことが苦手で、人と何処かに行く際は共に目的地に辿り着くという目標を協力して達成することは難しいです。
迷う時間を考慮して、余裕をもって家を出ているのですが、余裕をもって目的地に着いたことは片手で数えるくらいの回数しかありません。
運動は本当に全くできません。小1の時、走って転び眼鏡のグラスを割り、瞼とおでこから血を流す大怪我をしました。
転んでも手を出し受け身を取り大事に至らないよう、母は私を柔道教室に通わせました。
いやがりながらも小学校6年間習いましたが、運動音痴は相変わらずで、人生において転んでも血を流しながら堪える忍耐力だけ身に付きました。
小2の時、鉄棒の技発表会で逆上がりができず、クラスメイトに笑われたことはトラウマです。
人が失敗しても笑ってはいけないと先生が皆に注意し、余計に恥ずかしさが増したことを今でも鮮明に覚えています。
逆上がりができなくても、この世の恥じゃないよ、ちびるーないちゃん。
小6の時、私のバドミントンの腕前が酷すぎて、「運動うんちー💩」と私に楽しそうに言ってきたあの子は元気にしているでしょうか。
その手の下ネタで面白がれる教育を受けてこなかったので、良い反応ができなかったこと本当に申し訳ないです。ごめんね。
高3の時、「るーないちゃん相手なら、卓球で勝てると思う~」と1ミリも失礼だと思わずに宣うアイツが、頻繁に小石で躓いていないか心配です。
その図太さが私に少しでもあったら、気楽なスキップ人生だったかもしれません。
食べることは好きなのですが、人より舌が馬鹿かもしれません。
私は母が味音痴であることをからかっていましたが、年始に友達としゃぶしゃぶを食べに行った際、私にも味音痴の血が流れていることに気づきました。
出汁が柚子味だったのですが、香りも味もしないと友達に伝えたら、味覚を心配されました。
でも、美味しいという気持ちを表す満面の笑みは大得意なので、一緒にご飯を食べに行く人を幸せにできます。
こんな不器用な私なので、コーヒーの味なんて書きあらわすことなぞ出来るのかと不安な気持ちでフリーライティングのイベントに参加しました。
案の定、味について詳しく書くことは難しかったです。
しかしながら、これから様々なコーヒーを飲み、経験を積めば、少し味の違いが判るオンナ♪になれるのでは⁇という希望を感じました。
また、コーヒーの楽しみ方は味だけではないことをこのイベントで気づかせていただきました。
突然ですが、皆さん、コーヒーは何色ですか⁇
コーヒーの色って200色あんねん。
というのはじゃすときでぃんぐ~。少し旬が過ぎたネタで申し訳ないです。
これをイベントで言ってみたら、「いや、200色以上あるよ!」と言われてしまいました(笑)
しかし、本当にその通りで、コーヒーの色を一つの色で言い表すことは簡単ではなく、コーヒー色とあらわすのがピッタリでした。
私はコーヒーの絵を描く時、いつも黒で色を塗っていましたが、これは安易な色の選択だったと気づかされました。
イベントではコーヒーが無色透明な丸いガラス製のこっぷに淹れて振舞われました。
こっぷを持ち上げたときの透き通ったコーヒーのオレンジ色のような茶色なような何とも言えない絶妙な色が可愛く、この色のマニキュア💅🏻が欲しいなとキュンキュンさせられました。
イベントの参加者さんの中に、コーヒーの色が夕焼けみたいとも表現している方がいて、それ私も思っていた!!!と同じ感性を持っている方がいる!と感激でした。
こっぷをテーブルに置いてみると、赤っぽい茶色に見えるのも洒落た感じで綺麗でした。
味がわからない分、視覚的にコーヒーを楽しむことが出来ました。
コーヒー素人ですが、コーヒーはガラス製のこっぷで飲むのが一番美味しいのかもしれないというコダワリができました。
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続きは💖を押していただけたら、すぐに書き終えれるかもしれないです。駄文ですが、応援してくださーい。
自分の「声」で書く技術――自己検閲をはずし、響く言葉を仲間と見つける