『三つの棺』を読んだ (21/2)
ジョン・ディクスン・カー
(加賀山卓朗 訳)
『三つの棺 〈新訳版〉』
ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年。
「密室の王者」の異名を持つミステリー作家。
本作も密室トリックとして名高い。
第17章「密室の講義」
メタ的要素のあるミステリーに関するエッセイが含まれている。あくまでも探偵の主張という体で進んでいるが、明らかに著者自身の主張である。このエッセイはミステリ界隈では結構有名らしく、様々なところで目にすることができる。
ミステリを分類して解説していたが、引用元の内容がわからないため、なんともいえない所ではある。ちなみに本書を知ったきっかけは館シリーズでの引用であり、引用先でさらに引用された形になる。読書リストが膨らみ続けており、些か危機感を感じている。
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