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面接の過程で強くなれるか?

こんにちは、RtoRの井川です。

 

人材コンサルタント専門エージェントをしていると、面談する方の多くは営業系キャリアの方々になります。

 

人材コンサルタントと言っても営業的側面が強く、面接ではその人のコミュニケーション力や地頭、熱意、論理的思考力などが問われます。

 

人材ビジネス経験者でも未経験でも、面接慣れしていない方はいますが、面接の過程でどれほど強くなれるか?はコンサルタントとしてやっていけるかどうかの分かれ目でもあるよう思います。

 

 

「最初からどこでも内定取れる人はほとんどいない?」

 

人材コンサルタント未経験の場合、転職活動をスタートした時点では人材業界のことを詳しく知っている人のほうが少なく、ある程度知っているものの、詳細な情報は応募してから企業研究などをされるケースのほうが多いように思います。

 

これは他の業界にチャレンジする営業系職種の方にも言えることだと思います。

 

最初はあまり知らなくても、徐々に企業研究や業界研究をされて知識量を増やされる方もいれば、どこを受けても浅い知識や少ない事前準備で面接に挑まれる方もいます。

 

 

「面接のフィードバックで強くなる?」

 

また、面接でも最初はあまりうまく自己PRや質疑応答できない方も、徐々に面接に慣れてくると面接の評価も上がってくる方もいます。

 

一方で、同じようなところを何社にも指摘されていながら、その点が変えられないままの方もいます。

 

このような場合、『自己認識能力』や『場慣れ』の違いで、面接がうまくなっていく人と、面接が一向にうまくならない人がいます。

 

 

「人材コンサルタントは自己認識力が大事」

 

人材コンサルタントの仕事は、対クライアント、対登録者に対峙する場面で、必ず上司が見ているわけでもなく、自分で「何が良かったのか?」「何が悪かったのか?」を考えながら、仕事を改善していく必要があります。

 

最近では「メタ認知能力」と言われ、自分を客観的に見て冷静に判断し、感情をコントロールし、人と調和を持って働くことができることにもつながるようです。

 

また、この力がないと、自分の足らない部分もわからずに、成長スピードが鈍化する傾向があります。 



「転職活動の過程で自己成長できるかどうか?」 


したがって、未経験で人材コンサルタントを目指す方でも、企業研究や事前準備をしっかりしたり、面接後のフィードバックを次の面接に生かそうとされる方は、徐々に転職活動もうまく回り出し、最終的には納得のいく内定を獲得されます。 


しかしながら、事前準備を怠ったり、面接で何が悪かったのか?を振り返らずに進む方は結局内定に繋がらなかったりします。 


運よく内定が出ても入社して成長が止まってしまうタイプです。 


常に振り返り、『どうすればもっとうまくいったんだろう?』ということを考えられる人は、常に学習し成長し続ける方だと思います。


このような方は人材コンサルタントとして常に自己研鑽し、自分の仕事内容を振り返り、改善し、成長するタイプの方だと思います。


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