スランプの脱出法
こんにちは、RtoRの井川です。
今日は人材コンサルタントをやっていると必ず陥るスランプ時の対応について書いてみたいと思います。
人それぞれ脱出法があると思いますが、私の場合は「初心に帰る」と「体と心のリセット」が脱出のポイントになります。
「慣れてくると仕事が手なりになってくる?」
人材紹介の仕事をしていると、最初はガリガリ新規開拓をして、登録者とのマッチングも可能性の限りやったりして、その中から一定の成果も出てきます。
しかし、クライアントが硬直化していき、求人内容もわかってくると、マッチングが主な仕事と勘違いして終日PCにかじりつくようなコンサルタントが出てきます。
ある一定の理解をしたらそれ以上の理解を深めずにマッチングしていくと、このような怠慢な仕事の仕方になっていきます。
企業の採用ニーズも生き物のように変化しながら動いています。常に変化を捉えて、提案を重ねないといけません。
「以前は決まっていたのに同じイメージで紹介しても決まらなくなる」
人材コンサルタントとしてスランプの状態はいくつかあると思いますが、私が思うに『以前はこの人材であれば採用してくれたのに今は採用してくれない』みたいなことがあると、それはもうスランプの状態だと思います。
つまり、クライアントのニーズの変化に気づけていない訳です。
私がこのような状態に陥ったら、まずは初心に帰りクライアントに訪問し(今ならオンラインも可)、改めて採用ニーズや課題について1からヒアリングさせていただきます。
そうすると、いかに情報がアップデートできていなかったかに気付きますし、クライアントの採用意欲や自分への期待感を感じることで、初心である『クライアントのためにいい仕事がしたい』という気持ちにも火が付きます。
「クライアントの期待に応える気持ちに火をつける」
この仕事をしている人は少なからず『クライアントの期待に応えたい』という欲求がありますが、仕事に慣れてしまいPCにかじりついていては、その『期待』自体に触れることも減ってしまい、総じて仕事へのエネルギーレベルも下がってしまいます。
このような、クライアントとの再打ち合わせを3社5社としていくうちに、自分自身が何だか元気が出てくるのがわかります。
自分が何のためにこの仕事をしているのか?その源泉となる部分を温めなおしてあげることがスランプ脱出法だと思います。
「体と心のリセットも重要」
そうは言うものの、人材コンサルタントは日々の営業目標を追いかけたり、KPIに追われたり、上司に詰められたり、登録者に無下に扱われたり、心がすり減ることもあります。
そんな日は早く仕事を終わって、食べたかったものを食べたり、サウナに入ってリフレッシュしたり、映画を見に行ったり、早く寝たりして、リフレッシュしてください。
一回仕事から離れて、小さなストレスをため込まないことも、長く仕事を続けていく上では、必要な対処法だと思います。
そんな日は、営業目標とかKPIとか上司が言っていることなんて聞き流せばいいんです。
自分の心身が健康で、心に手を当てて「今日はいい仕事をした」と思える日が増えれば、きっとクライアントも転職者もハッピーな仕事ができているはずです。