ハードワークの勧め
皆さん、こんにちは。R to Rの井川です。
昨日は週休三日、ノー残業、フルフレックス、長期休暇とか言っておいて、今日は「ハードワークの勧め」です。決して頭がおかしいわけではありません。
ハードワークするなら若いうちだよっていう話です。
「残業という概念すらなかった時代…」
私が新卒で入社したJAC Japanという会社は、未上場企業で年俸制、裁量労働制だから残業代はでないもんだと教えられました。(後に未払い残業代が払われました)
私は、残業代が欲しいと思ったこともないので、「働き放題で素晴らしい!」くらいにしか思っていませんでした。
1番働いたのは、名古屋支店を開設するため、名古屋支店長代理として赴任した時です。まだ24歳だったと思います。
「ホリエモンが週100時間、私は週90時間」
当時読んだ本に、ホリエモンはライブドアの前身のオン・ザ・エッジを立ち上げる時に週100時間働いたと書いていました。それを読んだ私は、自分が1週間でどのくらい働いているのか計算したら、だいたい90時間くらい働いていました。
平日は朝8時から夜12時くらいまで、場合によっては1時2時まで働いていました。それから新井君という同期(彼も支店長代理でした)とラーメンを食べてタクシーで帰る日々でした。土日も昼前には出社して夕方か夜まで働き、夜はまた新井君とスーパー銭湯に行ったり、飲みに行ったりしていました。
1日15時間労働プラス土日あわせて15時間、これで週90時間労働です。
ホリエモンはすごい奴だと思いました。
「ハードワークで何が得られるか?」
ハードワークをすることで自分の限界がわかりました。私の場合、立ち上げから半年しかこの働き方は持ちませんでした。自分はここまでやると壊れる寸前までいくんだなという事がわかったのは大きな収穫でした(笑)。
平凡な人間が若くして人の上に立ち、「東海一のエージェント」を目指すチームの先頭に立とうと思うなら、誰よりも働き、誰よりもコミットするしかなかったのだと思います。
結果的には、限界に近い働き方を通して、営業戦略の立案やマーケット分析、ピープルマネジメントなどを人一倍経験することができました。
後にこの経験は、MS-Japanが未上場企業からマザーズ上場、東証一部上場企業に至る6年間、事業統括役員として大いに生かされることになりました。