新卒入社の同期は大切にしよう
こんにちは、RtoRの井川です。
昨年暮れにかなり久しぶりでしたが、新卒同期で忘年会を行いました。
転職を経験すると、いろんな会社に元同僚や元上司、元部下など様々な人間関係ができますが、新卒同期と言うのはその中でも特別な存在だと改めて感じました。
「入社20年後の現在」
私が新卒でJAC Recruitmentに入社したのは2002年ですから今から20年前です。
内定をもらった当時、確か60人くらいの社員数でしたが内定者は30人ほどいました。
現在、JAC Recruitmentに残っているのは5人だと思います。多くの同期は転職したり、独立したり、結婚して専業主婦になったりしています。
「新社会人だからこその共有感」
新卒の同期とは、初めて入った会社で想像以上にハードな社会人人生を共有し、慰めあい、励ましあい、一緒に汗を流して、泣き笑いして成長していきます。
中途採用でも同じ時期に入社した人を『同期』と呼ぶことがありますが、やはり新卒同期の『苦しみを一緒に乗り越えてきた感』は特別なものです。
感性が若いからだと思いますが、若いころの経験のほうが記憶に深く残りやすいです。
ですので、新卒で入る会社はある程度採用数があるような会社がいいと思います。
同期が数人程度では横のつながりも薄くなりますので、それだけでも大手企業は入社する価値があるかもしれません。
「20年経つと様々な業界で様々な活躍をしている」
その同期も1社でずっと働いているわけではなく、様々な業界や職種にチャレンジして卒業していきます。
全く違う業界で働いている人もいますが、私の場合、人事やHRテック、教育コンサルなど多少なりとも親和性のある業界で働いている人も多く、久々に会って話をすると大いに刺激を受けます。
また、私が人材コンサルタント専門エージェントを創業する話をすると、クライアントになりそうなお客さんを紹介してくれたりして、とてもありがたかったです。
「何年経っても同期は同期」
同期でも偉くなっている人と、そうでない人もいます。
しかし、元々は同じスタートラインに立った仲間なので、いつでも当時の状態に戻れます。
新卒で入った会社を3年以内に辞める人が増えていると言われています。
何年で辞めようが構わないと思いますが、この同期だけは新卒入社の会社ならではのことだと思いますので大事にして欲しいです。
今、新卒1社目の方は、その会社を卒業したら次は『中途入社者』になることを肝に銘じて下さい。新卒社員として厚遇されるのは1社目だけです。
ちなみに、後日談ですが、私たち新卒1期生は内定を出した全員が内定受諾をしてしまい、一人も辞退せずに想定以上に入社してしまったようです。
1期生全員が内定受諾はなんだか微笑ましい話ですが、そのせいで会社は新人教育に追われることになり、2期生は6名しか採用されませんでした。2期生の方には少し申し訳なく思います。