元リク、インテリジェンスマフィアの次マフィアはどこだ?
こんにちは。RtoRの井川です。
人材業界で仕事をしていると、「元リクルート」とか「元インテリジェンス(現パーソル)」の方が立ち上げた会社が良くあります。
また、それらの会社や社長を「元リク」や「インテリジェンスマフィア」と呼ぶことも定着しています。最近では、エス・エム・エスマフィアという方々の活躍も増えているようです。
「そもそも〇〇マフィアってなんだ?」
もともと『〇〇マフィア』とは、アメリカで創業された『ペイパル』の創業メンバー達を表現したのが語源のようです。
ペイパルマフィアの創業メンバーは下記7名です。
【創業者】ピーター・ティール…Facebook社初の外部社投資会社「クラリウム・キャピタル」を創業
【共同創業者】マックス・レブチン…メディア共有サービス「Slide(スライド)」を創業
【共同創業者】イーロン・マスク…電気自動車製造・販売会社「Tesla(テスラ)」を創業
【共同創業者】リード・ホフマン…世界最大級のビジネス特化型SNS「LinkedIn(リンクトイン)」を創業
【共同創業者】デイヴィッド・サックス…企業の社内SNS「Yammer(ヤマー)」を創業
【共同創業者】ジェレミー・ストップルマン…世界最大規級の口コミサイト「Yelp(イェルプ)」を創業
【共同創業者】チャド・ハーリー…世界最大の動画共有サービス「YouTube(ユーチューブ)」を共同創業
もの凄い面々ですよね。
このように有名企業を卒業した後に、起業したり、経営者として活躍されている方を『〇〇マフィア』と言うようです。
「日本にもある〇〇マフィア」
日本で有名なのは、『元リク』という和製ネームのほうが有名な、リクルート出身者による活躍です。
主なところでは、マクロミル、リンクアンドモチベーション、じげん、セプテーニなど、他にも書ききれないほどあります。
私の前職であるMS-Japanの有本さんもリクルート退職後、MS-Japanを立ち上げ東証一部上場まで上り詰めた「元リク」代表の一人です。
また、創業者ではないものの、JAC Recruitmentの社長も代々『元リク』の方々です。
そういう意味では、私のボスはずっと元リクの方だったんだなと思うと、自分にも少なからずリクルートのDNAも入っているんだろうなと思います。
「インテリジェンスマフィアの次はどこが〇〇マフィア?」
人材業界で忘れてはならないのが、インテリジェンスマフィア(現パーソル)です。
インテリジェンス出身者が立ち上げた主な企業は、オープンハウス、サイバーエージェント、サーキュレーションなどで、最近は元リクよりも、インテリジェンスマフィアのほうが良く聞くようになりました。
会社が大きくなり、安定成長時代に入ると、野心的な社員が減って、徐々に卒業生が〇〇マフィアと呼ばれることも少なくなるんだと思います。
今後は、いまイケイケで成長しているワークポートやレバレジーズ、ネオキャリアなどの会社から多くの若手経営者が輩出されるかもしれません。
私も、JAC Recruitmentの卒業生として世に輝く企業を作れるように頑張りたいと思います。