Q.軽い気持ちで
送ったLINEが3日程返信がない場合、あなたの心情の変化を答えなさいもしくは順に並び替えなさい。
こんな問題はテストに出ないだろう。相手との関係性、密度によって答えはいくらでもある。
これからダラダラと書く前に戒め、否、言い訳したいのは私もやっていることだ。連絡を早く返すほうが良いとはわかっていても、その時の状況、心情、相手などによって返信はまだしない、少し寝かそうと思うことがあるし、それをしている。ただ、緊急だったらどうしようとそわそわして結局すぐ開く。この時ほどiPhoneって良い端末だよなぁ、乗り換えよっかなーと感じるが、Androidも長押ししたら既読つけずにトーク画面が覗きこめる機能をつけてくれと心で願うばかり。
今回の相手は、大学からの知り合い。気心はお互い程良く知れていて、共通の趣味もある。先日も飲みに行ったばかり。あ、同性です。
現在、私の興味関心を大きく唆るのは食。YouTubeで飯屋の紹介をする動画だったり、情報番組や雑誌等から行ってみたいと思った所を行ける範囲で絞り行き、食らうことが楽しみとなっている。今は炒飯にハマっている。
その相手と大学時代行った、銭湯の帰りによった店のあんかけ炒飯が食べたいとふと思った。しかし店名が思い出せない、なんならその時行った銭湯の名も思い出せない。雨の中、銭湯図解の原画展?に行き、その帰りに会場付近の銭湯に寄り、疲れを癒した後にまたその近所にあった店で2人で肉あんかけ炒飯と水餃子を頼み、炒飯についていたスープの香りがさっきまで入っていた黒湯か薬湯の香りがしたなどの己が知りたい核心以外の部分は覚えているのに出てこない。持てる、情報、単語でGoogleに問いかけてもピンとくる回答は得られなかった。そこで白羽の矢を立てたのが今回の相手、仮名K2氏(以後敬称略)だ。
K2が私と行ったことすら覚えてない可能性を加味し、上記のような情報を出しながら聞いてみた長文失礼になったので3回に分けて送信した。
ここでK2氏の返信頻度を主観目線で書くが未知だ。早い時もあれば、遅い時もある。ただ、遅くても1日経てば返ってくる。急ぎでもないし気長に待とう。店名、もしくは銭湯の場所さえ、わかれば万々歳の精神でいた。
送ってから1日が経過した。既読なし、返信はない。忙しいんだろうな。待とう。
送ってから2日が経過した。既読なし、返信はない。体調でも優れないんだろうか? 季節の変わり目だしな。待とう。
3日が経った。そろそろ店名知りたいな、いや待てよ?こんなに既読もつかない返ってこないの初めてだ、電波の届かない所で仕事をしている(仕事柄ありそう)のか?それとも流行病? なにはともあれ、己の知りたい欲望とK2の心配が6:4で欲望に軍配、追加メッセージを送ろうかなと考えながらTwitterを開いたら、〇〇さんがいいねしたツイートが回ってきた、誰のいいねしたツイートが来るかはランダムだが、今回選ばれていたのはK2氏がいいねしたツイート、元投稿は16時間前。一方私の送った文章は3日前。
はぁー良かった生きていたと思ったのも束の間、あれ? 既読はまだ・・・ついてないな、ほんほん・・・ここで考えたケースは3つ。
その1・タイミング悪く送ったあと、多くの人から通知が来て埋もれてしまった。寝かして返そうと思ったK2が寝かしすぎて忘れた。
その2・LINEか端末の不具合。
その3・どシンプルにナメられている、嫌われている。
やっぱ追いメッセージ送れば良かったかぁと思いつつその3が合っていた場合はそのメッセージは火に油を注ぐ形になるし、合っていた場合、私はK2を不快にさせる何か動きをしているはずだが思い当たる節がない。→自覚ないだけで結構やってる?→聞こうかな?だめだ怖くて聞けない
からはもうバッドループ、行き着いた先はLINEは返信されることが当たり前だと思うな、感謝して受け取れとなった。
でも私はどうしてもその店が知りたい、残された手がかりはK2だけなんだ。
追いメッセージを送るしかない。でもどんな雰囲気で内容で送ろう。今から送ろうとしているK2は私の知っているK2か?本当にお前はK2と気心が知れているのか?
現実対虚構・・・さまざまな考えが流れる・・・あった、あったぞ送る口実!
都合で行けなくなったK2からもらった演劇のチケット、あれの感想を送ろう!
既読がつかなくても良い、前の文章には触れずにバカになって送ろう。
ということで面白くてぶっ飛んだ演劇の感想を送り、あらゆるケースを考えて
この文章が届くことを願ってます 敬具とつけた。我ながら、バカになり、だいぶキショいとおもったが結果は如何に・・・
返信きました。ただ、ちょっと怖いので寝かします。
返信が届いて12時間が経とうとしてます。書いていたら開けられる気がしてきたので開けます。3talk来てます。思ったより追いメッセから5分で返ってきてました。
そこには返信が遅れたことへの謝罪と答えがありました。展示会の場所から銭湯の名前、ひいては店の名前までそこにはありました。検索しました。店と店が線で繋がりました。至れり尽くせりです。
流石、学生時代から家計簿をつけ、メモを取っていたK2だ。
頼って良かった・・・
そういえば今回の問いに対する答えは重くなったです。
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