NHK受信料未払い問題についての考察

5日ほど前、NHKの会長がNHK視聴料金の支払い義務化について反対の意を示した。とても勇気づけられる意見だし、会長が言う通り、義務化して支払い(収入)が担保された団体にどんないい番組が(国民のいわゆる血税を徴収してまで)作れるのかは多いに疑問がのこる。少なくともいまより良くなるとは思えない。
番組としては面白いが、72時間やその他バラエティなど、わざわざ人のお金とってまで作る必要が果たしてあるのでしょうか?

NHKが受信料をとる理由は、公共放送と民間放送の2元体制で、競争を促すとなってます。まったく非合理的ステートメントに見えて仕方がない。競争を促すのであれば、NHKも企業努力で広告をとり限られた予算の中でコンテンツを豊かにすべきで、同じ条件化で競争をしないと競争にはなりえない。

公共放送は「いつでもどこでも誰にでも確かな情報を届けること、」という意味をもってるそうですが、ネットの発展により、NHK設立当初とは状況が全く違います。ある意味、いつでもどこでもという意味ではネットのほうが上。その意味でも、私はNHK自体の在り方を問うべきで、支払いの義務化という安易な議論がなされてしまうことに強い懸念を覚えます。

今の時代にあわせると、むしろ、見たい人、そうでない人で選択できる仕組み導入し、NHKの自助努力をもっともっと醸成し、いい番組を作り、払っても見たいを思えるような組織、番組作りを是非してもらいたいと思います。SpotifyもNetflixも見たい人だけで購買する仕組みであって、時代にあってる気がしてます。情報についても国民が受動的に受け取る時代は終焉しており、情報過多の中で取捨選択して、必要な情報を能動的に取る時代に入ってます。その意味でもサブスクモデルがフィットすると感じてます。

NHK受信の選択性をぜひ提案したいと思います。資本主義社会の日本において、また2020年のネット社会において現在の形を維持することは不適合であることは否めなな〜。

政治家の皆さん気づいて欲しいです。家計が苦しい中でこの出費本当に国民のためになってますか?

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