【もう食べられないお店】何時か見た風景 ~小林屋
■やる気があるのか無いのか判断に困る妙に居心地の良い店
さてさて・・・
もう食べられないお店なんですが、神奈川県は平塚市。商店街の真ん中にかつて存在したお店・・・
激安食堂 小林屋
ここは2Fにお店がありまして階段のところにこんな貼紙が・・・
※平成21年ですよ・・・。もう10年以上前という
まるで、三国志に出てくる董卓打倒における袁紹、曹操が発した檄文もかくや、と言った感じの、お店サイドの決意あふれる文章でございます。
街中を支配しております
という表現・・・
店主の方の魂の叫びというか、もう本当にそれに対して忌々しく思っている気持ちがこもっていて素晴らしいと言わざるを得ません。
そんな店主にここまで言われてしまっては階段を登らざるを得ません。もちろんここまでの決意を見せられたら御支援せざるを得ませんよね。
上がってみた店内はこんな感じ。
はて。
妙に落ち着くというか親近感が沸くこの感じは何なんだろうか・・・
ハタと、思ったのが、
引越したての部屋
みたいな、『○○引越しセンター』と書かれたダンボールが、部屋の隅に積まれ雑然とした感じ・・・。
そんな印象を感じでしまいましたよ。なかなか荷物を開けて片付けるのって面倒なのよねえ・・・
メニューはこんな感じ。
とり唐揚げ定食 480円
まあ、入口のところで食券を買わなければならず、後に2人ばかり控えていたため、ジックリと選ぶ訳にはいかず、エイヤッ!と自分の感覚的に購入。
しかし、入り口で食券を買う訳ですから
こういうメニューとかテーブルに要らないんじゃね?
と、思わなくもないですが、そこは気にせず進めていきます。(してるだろ)
定食は500円前後の価格帯が多いです。
ワンコインでちゃんとした定食が食べられるとは何とも嬉しい。
肝心の唐揚げの味は薄味。
カラシ、ショー油、一味唐辛子、マヨネーズの、卓上オールスターズの助けを借り、サックリと完食。
感想的には、
ま、値段を考えたらこんなもんかな
ってところ。
まあ、ご飯がよそわれている器
どう見てもお椀です本当にありがとうございました
的な器に入っていたのが少々残念ではありましたが
まあ、これも値段を考えたら(以下略)
店内の雰囲気は、ちょっとくたびれ加減といいますか、ヘタッた感じが妙に落ち着くし、この感じは個人的にはアリですね。
従業員の平均年齢は60代ぐらい?
シルバー人材センターというか、行政側が高齢者の雇用対策で行ってる事業かのような雰囲気漂う、何とも妙に居心地の良いお店でございました。
■次回、もしかしたら続く・・・
<本内容は2009年07月14日に訪問したものです>
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