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藤井麻輝ラストライブを見届ける、の巻

淡々と、ただ淡々とカオスな空間に包まれて



さてさて・・・


かつて私はminus(-)のラストライブを見届けました



そして今年に入ってこのニュースですよ・・・



minus(-)というユニットを終わらせて、そして自身のライブ活動も終わらせるというね・・・


はからずも藤井麻輝さん自身のラストライブも見届けることになりました。



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会場はLINE CUBE SHIBUYA





約2ヶ月ぶりの訪問。正に『俺たちの渋谷公会堂』という感じですね。(自分1人しかいないけど)


18時30分開演の17時ぐらいに到着

すでにグッズの待機列入場の待機列に分けられていて結構並んでいるなあ、という感じ

先頭の方に並ばれている方々は寒風吹きすさぶ中、頑張って並ばれていたのだろうか・・・


どうやら終演後はグッズ販売は無いそうなので、買いたきゃ並ぶしかねえ

通販あるから別にあとでもいっか~


・・・なんて悠長な考え方は一切許さない藤井麻輝さんのストロングスタイルっぷりよ。それでこその『グッズ』って感じか。レア感というかプレミア感ハンパないよね

それで寒い中グッズの方に並んでいたのですが、途中で係員の方が「ちなみに、こちら(グッズ側)に並ばれている皆さん全員チケットお持ちの感じですかー?」と聞くので


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こんな感じになったわたくし


いやいや当たり前じゃないの。チケットが無きゃどうやってグッズ売り場まで入るよのさ


さらにそう思うと係員の方は思いもよらないことを言い出す

「皆さんチケットお持ちなのでこれから入場列に統一しまーーす!」


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グッズ待機列に並んでいた人は、途中から入場待機列の後ろに移動させられ、無事吸収合併されました

う~む・・・

まあ、なんかあれですな。なんか微妙に納得いかんなァ…。こういう結果になるんなら最初から入場列の方に並ぶんだがなァ

ラーメンとか並ぶのはあまり苦にならない方だけど、こういうちょっとしたことでメンタル的に萎えるよねぇ。しかも通販とか甘えた救済措置は一切ないストロングなスタイルだから「クソッ、やってられっか!今回はオレは降りるぜルパン」という次元大介的な感じでやり過ごすことも不可、なのでありますね

※しかも結局、終演後もグッズ販売は行われるというね\(^o^)/


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何とか『これかな』という棘ビッグTシャツを購入

このご時世に、アーティストの収益源としてグッズ販売とか最たるもんな気がするんですが藤井麻輝さん的にはそうでもないのかなあ。ライブの映像化とか生配信とかグッズのWEB通販とか・・・

そういうところも全部ひっくるめて良くも悪くもアーティストという感じがするし、それが良いのか悪いのか自分には分からないけれど、もしも自分が彼の事務所の人間なら泣くねマジで。「麻輝さんマジっすか?!」って

だって一番稼げるチャンスをみすみす捨ててるようなもんだと思うんだよなあ

でもそう思ってしまうのは自分が商売的な目線で見すぎというかそういう感覚に芯から染まり切っているからなのか・・・


お兄さんからのお花


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こういうのは素晴らしいね。

恐らく同じ日に同じ渋谷でライブするM-AGEさんにもお花を贈ってるんだろうなー


そして、始まり

そして、終わった


およそ1時間


藤井麻輝さんのライブを昔から行っているわけではないのでよく分からないけれど、これだけ客席から拍手があったのは初めてな気がしました


ラストの曲は、両方に従えるように置かれた女性のサポートメンバーのドラムの方すらいない、本当に藤井麻輝ただ1人だけ。最後は1人というのが、らしいような気がしました


終わったと同時に問答無用で客電がつくのは、らしくて嫌いじゃない


最後の方、

まるで悪魔を召喚するサバトのような禍々しさと

あるいは白い光に包まれた大天使のような神々しさと

そして、全身を包み込む大音量と

それぞれがまじりあい交差するカオスでとても幸せな空間だった


ライブ活動最後となる公演、本当にお疲れ様でした

思えばSOFTBALLETで好きな曲は藤井麻輝作曲が多かったです


SPINDLE、JARO '68、MUCH OF MADNESS, MORE OF SIN、NEEDLE、VIRTUAL WAR、OPTIMAL PERSONA、SAND LÖWE


とか・・・


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あと、こういう後ろに隠れる感じ…めちゃくちゃ好きでした


普通アーティストって前に前に出るじゃないですか

自己顕示欲の塊のような人が多い(※イメージ)、お客様の前に出てナンボ、みたいなお仕事なのに、こうして陰にかくれ後ろに後ろに行く感じダークな雰囲気、決して自分の本心や熱い部分を見せたがらないアマノジャクな感じ、めちゃくちゃ好きでした。憧れでした


悲しいですが、音楽活動は続けられるそうで安心しました。これからは表に出ないだけで曲を発表したり、あるいは楽曲提供プロデュース業的なこともされるのでしょうか

これからの新しい藤井麻輝の活動を楽しみにしています


本当にありがとうございました

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