消えた文章は戻らない

書きかけの文章が消えてしまった・・・

そういうとき、同じような内容を思い出しながら、もう一度書いてみるけれど

やっぱり「書きかけ」の通りには戻らない。

文章はそのときの気分、その時の自分の思いつきの度合いで自在に変化していくからだ。文章のノリ、文脈を再現するのは至難の業に思える。


そこで文脈が一番いきいきするのはいつだろう、とぼんやり思った。

それは「あ!」と自分の脳が何かの発見を喜んだ瞬間だと思う。

「あ」の度合いが大きいほど、たとえば「あ!!!!!」くらいだと、たぶんよいアイデアであるようなきがする。

いいアイデアかどうかは自分の直感が知っている。


論理で解決する前に、自分の感覚的、直感的な部分が思考を追い越して

自分自身に「あ!!!!」と感じさせるあの素敵さ。

その興奮状態にあるうちに、言語化しておいたほうが臨場感もあるし、より深く記憶に刻まれる。

その時の脳内シナプスはほんとうにその時限りだから、「あ」と感動した瞬間を逃してはならず、かならずメモすることを心掛けたい。


その脳内の「あ」との出会いは人との出会いと同じく一期一会だとおもう。

でも、その一期一会は自分の「メモ」という努力でとどめておけるのだ。

エバーノート、紙とペン、それらを常に身近においてメモしたい。

これまた書きっぱなしで整理せずに、見直される機会がいつになるかわからないものもたくさんあるので、冷静になったタイミングで整理することも必要なのかなあ と思うのでした。

おしまい

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