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【連続投稿15日目】毎日書き続けるために、note毎日長文投稿やめます!

ここ2週間。歴史エッセイnote毎日投稿するぞ!と走ってきた。

・・・・そう、走ってしまったのだ。

『発信する勇気』の著者・末吉さんも「弱火でトロトロ」とおっしゃっていたのに、私は「中火〜強火で、ガンガンいこうぜ、いや、いかねばならぬ・・・」になっていたのだ。

このままでは、続けられない。
心の声を素直にきくことにした。

よって、この2週間の毎日投稿してみた気づき、メリットデメリットを分析して、今後どうするかを書いていきたいと思う。

1週間目が終わったころの気づき

1週間目を終えたころ、私は以下のことを書き残している。

「毎日投稿の効能」
それまでは懐疑的だったが、いますごく気持ちがいい。
ずっとやりたかったこと、心がずっと「最優先だよ!」て言ってたのに無視していたこと、それをやっている。心と行動が一致している感覚。歯車がくるくるまわっているスムーズにまわっている感覚。
ずっと、溜め込んできた知識や伝えたい気持ちが弾けて、パイプのつまりがとれて勢いよく水が流れはじめた感覚。

また、歴史エッセイを最優先タスクにすることで、他の仕事にもメリハリができた。
時間が限られているからこそ、戦略的に、集中して取り組めている。
タスク優先順位がはっきりしたので、迷う時間が減り、時間が増えた感覚にすらなった。
毎日投稿というのは、分かりやすい指標だ。
今日は書こうか、いつ投稿しようか、などど迷っている方が、時間を浪費するため、毎日書き上げると決めた方がラクであるし、効率もいい。

これって、完全にビギナースハイ?
マラソンのスタート地点で、ノリノリハイペースで、調子よくスタートしたものの、だんだん失速するパターンではないか。
いま読むと恥ずかしいほどに、テンションが上がっている。

2週間目を終えてみた気づき

で、2週間経ってみて、いま考えていることは・・・。

「毎日長文投稿をやめます。」ということ。
ただ、昨日、大発見したのだが、noteってつぶやきでも1投稿にカウントされるのね!(気づくの遅)
分かりやすい実績にもなるから、つぶやきを組み合わせて、しばらくは「毎日投稿」と言っておこうかしら。

もうちょっと深掘りする。

毎日投稿のメリットデメリット

◎メリット
・書くこと、作品を世に出すことが習慣になる
・書く体力がつく
・強制力がはたらく
・分かりやすい実績になる
・量がこなせる
・データ蓄積が早い
・noteの励ましで、続けたくなる笑

具体的には…
・ずっと後回しにした「歴史を書く」ということが最優先事項に強制的にランクアップ。
「歴史を書きたいのにできていない」という後ろめたさからの解放。
・自分にもできることがわかった。
・「歴史書いてます」と言えるようになった。
・文章をまとめるパワーUP

◎デメリット
・目標が「投稿する」になりがちで、質が落ちる。
・じっくり考えること、リサーチをつめること、脇道にそれること(新発見)ができなくなる。
・内容によっては時間がかかる。(2〜5時間)
・投稿するまで他のことができなくなる。
・時間とメンタルの余裕がなくなる。

具体的には…
・日々に余裕がなくなった。
(私の2025年の目標は「人生に余裕をつくる」なのに!)
・noteを書くために、実は友達主催のリアルイベント参加をキャンセルしてしまった。
・Xのスペースに参加したり、応援ポストしたり、コミュニティに気軽に参加するパワーや頻度が減った。(人間関係という大事なことへのコミットができなくなった。)
・記事を書く目的が「投稿すること」になり、「読者へ届けること」を考える余裕がなくなった。(質が落ちた。楽しさが減った。)
・思考停止。じっくり考えることが減った。
・家事が滞り、家のなかが散らかった。
・細かいタスクをする時間がなくなった。
・脳みそがボーっとするようになった。

私にとってはデメリットが大きかった

・・・私にとっては、デメリットの方が大きい。
来週から子どもの冬休みにむけて、短縮授業がはじまり、再来週からは冬休みに突入する。
そのまま燃え尽きてしまうか、家庭に悪影響を与えかねない。
これは本意ではない。

私が歴史を書くことの目標のひとつにKindle出版がある。
書き続ければ、到達できる。(これも、実感としてこの2週間でわかった)

とすれば、毎日投稿ではない基準を決める必要がある。
書き続けるための基準とは・・?

ここで、『エフォートレス思考』という本に書いてあった、以下のエピソードが、ビビビッときた。

南極点到達を目指した、アムンセンとスコットの話

ビジネス書にもよく登場する、南極点を目指した2つのチームの話がある。

1911年11月、イギリスの軍人ロバート・スコットと、ノルウェーのロアール・アムンセンとのあいだで南極点到達レースが行われた。

スコットチームは、天気のいい日は、チームが疲れ果てるまで前進を続け、悪天候の日はテントにこもって日記に不満を書き綴った。

一方の、アムンセンチームは、毎日正確に15マイルずつ前進すると決めていた。天候にかかわらず、ゴールが目前でも一気に進んだりしない。(「1日15マイルをこえない」というシンプルなルール)

1911年12月14日、アムンセンのチームは人類史上初の南極点到達を果たし、無事に帰路についた。しかし、スコットのチームは、34日遅れで南極点に到達したが、全員が凍死したという。

私にとっての毎日投稿は、スコットチームの晴れの日の基準だったのだろう。
毎日、晴れなわけがない。

本書にはこうも書いてある。

最初から大きすぎるゴールを設定すると、すぐに疲れる。疲れて休んだら、遅れを取り戻さなくてはと焦ってさらに頑張り、どんどん疲弊する。

好調と不調の波に身をまかせるのは危険だ。速く走れた日には疲れ果て、走れなかった日には後ろめたさを感じ、往々にしてイギリスの南極探検隊と同じ運命をたどることになる。

まさに、まさに。

また、ベストセラー小説を書いたリサ・ジュエルはこう言っている。
「自分のペースを守りましょう。書くペースをあげすぎると、脱線して道を見失います。たまにしか書かないでいると、勢いがなくなります。」

そうそう、だから、毎日書くことはやめたくない。

「X以上、Y以下」というシンプルなルールを設定し、必ずその範囲に収めよう。

はい、そうします!

アムンセンルールを決める

ということで、私は書き続けるために以下の基準でしばらくやってみようと思います。

「30分以上、2時間以下。または、1000文字以上、1投稿以下」
(1投稿にはつぶやきも含む)

迷ったときは、こう問いかける。
「今からやろうとしていることは、人生に余裕をもたらす?」と。

昔の自分だったら、周りの目を気にして、走り続けていたかもしれない。
しかも、もっとすごいこと書かなきゃって、ハードルも上げていった可能性だってある。

でも、続けるには、無理なく、楽しいと感じる程度でないと、続かない。
私は今度こそ、書き続けていきたい。ここでやめたくないのだ。

だから「少ししか進んでいないようにみえても、それはアムンセンの1日に歩いた距離と同じで、確実に南極点(ゴール)に近づいている」このように思いながら、毎日の日課としてのイスを歴史noteのために用意しておく。

そして、歴史を通して、生きるのが少し楽になったり、毎日が少し楽しくなったり…そんなことを届けられる本につなげていきたい。


みなさま、良い日曜日を!

<参考文献>
グレッグ・マキューン『エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する』


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