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アルコール依存症は性格の問題❓

元TOKIOの山口達也さんは、自らアルコール依存症であることを発表しました。

依存症の回復支援に携わるものとして、勇気のいる選択をした山口さんを応援したいと感じました。


なので僕になにができるのか考えたところ、病気に対する偏見の打破のために、書くことにしました。

今日はそんなお話しです^_^

🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀

アルコール依存症とは病気です。


まずはココが大前提。

病気ということは、本人や家族の気合いでは治らないし、だらしないとか性格の問題でさない。

そして病気であることを非難することは全くもって理不尽な話です。


ということで、


まずは、アルコール依存症とはどんな病気なんでしょうか?知ることから始めてみましょう。


依存症とはざっくりいって、

自分や周りに害があって、コントロールできない状態
になってしまうことです。


人間少なからず、

何かしら依存する物や人・行動ってありますよね。


好きな人・趣味・食べ物・奥さんとかお母さん。


筋トレ・アイスクリームとか、

お酒・パチンコ・などなど人によりけり、依存したくなるものは無限にあります。


では依存症という病気になってしまうのは、なぜなんでしょうか。


アルコールは薬物であり、その依存性はとても強く、一定量一定期間摂取し続けると、誰でもアルコール依存症になります。



ドーパミン分泌機能低下、前頭葉の萎縮、依存物質への過敏化回路の形成など、

脳の変化に伴って
コントロールして飲めなくなる、ブレーキの効かなくなる体質に変化します。


美味しい、楽しい、好きだから飲む。


そこから眠るためとか、

孤独を紛らわせるためとか、

緊張感を和らげるためとか、

人と気兼ねなく話すためとか。


飲むというより『使う』薬のような使い方に変化していく。

依存症とはそんな状態とも言えます。



アルコール依存症になると、昔のように程よく楽しく、コントロールして酒を飲むことは、できなくなります。

一方で、飲まない日々を積み重ねることで、依存症発症前となんら変わらない生活を送れます。



『アルコール依存症になっても、酒さえ飲まなければ、
酒を飲むこと以外は全部できる。』

そう話してくれたアルコール依存症当事者の方がいました。


アルコール依存症に対する見方が変わると嬉しいです。

山口達也さんの、ますますのご活躍を応援します。

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