ドッペルゲンガードメイン(Doppelganger Domain)
■■セキュリティ用語擬人化プロジェクト Vol.40■■
見たものそっくりな姿に変身できる魔法を使っていたずらしている小悪魔。ちょっとしたいたずらで済んでる時はまだ良いが、さまざまな人になりすまして悪さをしており、思わぬトラブルを引き起こしてしまうことも少なくない。
よくみると尻尾が出ているままになっているなどニセモノだとわかりやすいところもあるのだが、うまく髪や服装で隠れていたりするとなかなか気づくことができず、中には数年間も騙されたままだった人もいるという。
できるだけ被害を無くそうと、パーマンのコピーロボットとかドラクエのモシャスとか言って説明してるおじさんがいたけど若い人たちには通じない・・・と嘆いていたとかいないとか。
「なりすまし?違うね・・・キミたちが勝手に間違えてるだけだよ」
ドッペルゲンガードメインは、実在するドメインと類似した別のドメインを取得して悪用されているドメインで、詐欺サイトへの誘導やメールの誤送信を誘発して情報を窃取するなどさまざまな被害がもたらされています。
ドットを抜いたり一文字違いの類似した単語を使ったり、トップレベルドメインを抜くなどさまざまな形で類似したドメインが使われていることがあるため、例えばメールアドレスの入力ミスから重要な情報が漏れてしう例などもあります。
類似ドメイン(Lookalile Domain)など別の呼び方がされる場合もありますが、ちょっとしたミスから大きな被害につながることや、被害の発生に気づきにくい場合もあるなど厄介です。