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GTP Global Gathering 2024 @イスタンブール 参加記録(Day 3)

いよいよイスタンブールでの国際大会が始まりました。でも美味しいトルコ料理は夜までお預けで、テーブルをぐるぐる移動することに。

理事会を見学させてもらった前回記事(Day 2)はこちら。


朝9時のプログラム開始前に、8時からオプションでアジア・アフリカのための祈祷会が行われた。参加者が自由に祈る集いで、佐藤さんと私もそれぞれ英語でお祈りをした。日本のキリスト教界で事務局ワーカーが助けを求めていること、戦後の歴史で欧米の宣教師に頼ってきてガバナンスが育たなかったことを、祈りの中で伝えられたのではないかと思う。

大会初日の昼食はなんと「断食」。1週間のプログラムの中で3回、お昼が断食の日があった。聖書で人々が神に心を向ける時によく断食をしていることから、GTPでも断食と祈りを大事にしているようだ。昼食でプログラムが中断されない点ではロジスティック的にも良いアイデアだと思った。その代わり、ホテルの朝ごはんをしっかり食べてくるようにアナウンスがあった。

9時から15時まで10回のテーブル・ディスカッション。テーマは「GTPが掲げる10の理念はそれぞれなぜ大切か」。8つのテーブルに各7,8人が着き、全員が全員と話せるように組まれたアルゴリズムに従ってテーブルを移動する。(なお、初日は通訳者と通訳が必要な人が別々のテーブルにされたが、翌日からはペアで動けるようにアルゴリズムを変えてくれた。)

1ラウンドのテーブル・ディスカッションが終わると、各テーブルの代表1人が、①自己紹介・自分とGTPとの関わり、②なぜ今の役割についているのか、③テーブル・ディスカッションの要点、を話す。10ラウンドが終わるまでには、全員がマイクを持って話すことになった。見事なアルゴリズム。英語のアクセントの多様性にも改めて驚く。(ほとんど通訳できなかった方、ごめんなさい…)

GTPの集会ではいつも、開始時に全員にマイクを回して「チェックイン・ワード」、終了時に「チェックアウト・ワード」を言ってもらう。その日の気分を表すどんな単語でも良いが、他人と重なってはいけない。人の言葉に耳を傾け、自分が集会にどのような態度で臨んで何を持ち帰るかを振り返る機会になる。その後、発表されたワードを(可能な限り)すべて盛り込んだお祈りを代表のGaryがする。(8月にお茶の水で約40名が参加したMA-netのキックオフ集会では佐藤さんがこれを行って、なかなかよく再現されていました!)

ニカイア信条が採択されたハギア・イレーネ聖堂

16時からは市内観光で、大会参加者全員でトプカピ宮殿まで歩いて行った。その中にあるハギア・イレーネはビザンチン時代のカトリック聖堂で、その後イスラム教のモスクに変えられなかったほぼ唯一のもの。4世紀にニカイア信条(キリスト教の基本的な教義をまとめた信仰告白文)が採択された場所でもある。建物の中には入れなかったが、ここでニカイア信条をそれぞれ読んで静まる時を過ごし、その後でGTPのウェブサイトに載せる理事やスタッフの記念写真を撮った。

夕食は美味しいトルコ料理のレストラン(ようやく食べられた)。
ここでもGTPの大会運営スタッフが事前にWhatsAppで1人ずつ注文を取っていた。お疲れ様です…


今日はここまで。次回はチーム・ジャパンに疲れとプログラムへのもやもやっとした気持ちが表れてくるDay 4です。お楽しみ(?)に。


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