タコ漁師の話。
チュニジアのナブールではなくてケルケナ島に暮らしていたころの話。
写真は島のモニュメントのタコ。
良質のタコがとれる島、ケルケナ島です。
島にはカラフルな小舟が浮いています。島民のほとんどが漁師とききました。
歩いて行ける海は3キロ~5キロほどの浅瀬でした。
写真の海岸は島の人に汚いからダメよ!と言われている海岸。
これがきたないの???日本の海はもっと…地中海ってすごい!と思ってしまいました。
この遠浅の海によくタコが引っかかっているんです。朝早起きして海の中を歩いてタコを拾う。
これで生活をたてることができると聞きました。
タコは魚屋に高く売れます。ヨーロッパへ輸出されるそうです。
上の子は男の子だったので、
お世話になったチュニジア男性に連れられて舟にのせられて漁を見に行きました。
帰ってきたら、
これでもう今から立派な漁師だぞ!なんて言われていました。
朝早起きしてタコを拾いなさい、と。
舟がなくても立派な漁師、と。
10歳くらいでタコ漁師認定された日本人なんてそうそういないですよね。
思えば、1回くらい早起きしてタコを探してみたらよかったなぁ、と思います。
当時は慣れない生活に追われて楽しむことがたりなかった!と思います。ちょっと悔やまれることです。
もし、1番最初の写真のような大きいタコを拾ったら子どもたちは一気にヒーローだったのにな、と。
今度ケルケナに行ったら早起きしなくちゃね!
青ーい静かな海の中を歩かなきゃね。
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