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ドラムの日

大学生の頃、軽音楽系のサークルに入ってバンドやってました。パートはドラム。きっかけは親友に誘われたから。

それまで楽器なんてほとんどやったことなかった。強いて言うなら音楽の授業でピアニカとリコーダーやったくらい。そこまで苦手じゃないけど好きでも得意でもない。

言うなれば、楽器に対して「無関心」だった。

ひょんなことからサークルに入ることになり(正式に入部したのは冬、周りの同級生から遅れること約1年)、気がついたら夢中になり、様々なコピーバンドを組んではライブに出ている自分がいた。

ゴリッゴリのギターロックやJ-POPをアコースティックアレンジするバンドを組んでみたりもした(自分で言うのもあれですが、サークル内の評判は結構良かったんですよ)。

ドラムのみならず部室にずっと置いてあったカホンにも挑戦、アコースティックギターをやってた子やキーボードをやってた子とユニットを組んでみたりもした。

大学3年の夏に組んだのは、当時メジャーデビューしたばかりの大注目な若手バンドのコピーバンド。

1回だけライブやるつもりが2回になり3回になり、外のライブハウスに出てみたり、文化祭の大きな野外ステージを任せてもらえたり。ありがたいことにサークル内でも割りと中心的なバンドにまで成長させてもらえました。

まさかこうなるなんて思ってなかったけど、

音楽超楽しい!!ドラム超楽しい!!
バンド組んで良かった!!!!!!!
ステージに立つって気持ちいい!!!

オリジナル曲とかはなかったけど、自分なんかより上手いドラマーなんて沢山いるのだけど、私にとってかけがえのない時間となったサークル時代でした。

卒業して社会人になってからは中々バンドの時間は取れないながらも、2回ほどライブハウスに出てみたり。サークル内の友人の結婚式で余興やってみたり。

今や音楽は専ら「聴く&ライブに行く」がメイン。

それでも無意識に耳コピしてしまうし、ライブに行けばドラムセットのセッティングが気になるし、やっぱりドラマーはかっこいいなぁぁって痺れてしまう。

地方大学のしがない学生で、軽音サークルで3年ちょっとかじっただけ、ステージに立っていたのは夢だったかしらと思えるほどだけど。

それでも確かに、私はドラマーだった。
これからもドラマーでありたいと思う。

▲私の相棒、12口径でウッドシェルなのでとっても軽やかで温かい音が鳴ります。

ちなみに、当時一緒にバンドを組んでいた人が今の旦那様です。

誘われて入ったサークルですっかり音楽の虜となり、音楽無しでは生きていけなくなり、音楽が生活のパートナーとなった。さらに、サークルを通じて人生のパートナーにまで出会ってしまうとは。

音楽と旦那様、ドラムをきっかけに出会えた私のパートナー。

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