ダークナイト
20181207
ダークナイト。
恥ずかしながら昨日初めての鑑賞。
マーベル作品は一作品も観たことがないし、DCコミックの作品は昔飛行機かバスで流し観たスーパーマンしか知らず。
アメコミ映画はキックアスくらいしか好んで観たものがないのでダークナイトがバットマンであることももちろん知らず。
バットマンの予備知識もない中2時間半という長尺なダークナイトは初見にはなかなか難しい内容だった…
しかし観ているうちにジョーカーがなぜか気になる。とても気になる。
ヴィランだからかっこいい!とか、見た目が素敵!とかじゃなく、何やらリアルを感じる不気味さ。
ジョーカーという犯罪者は、非現実的なヴィランと見せかけて、実はいちばん現実世界の中に潜んでいそうなサイコパスなのでは、と。
鑑賞後調べてみたら、ジョーカー役を務めた俳優さん、数週間ひとり引きこもって役づくりに没頭して最期をジョーカーとして迎えたそうで。
なるほどそれはリアリティ溢れるわけだな、と。
ジョーカーはお金や女や地位や名誉が欲しいわけではなく、彼には彼なりの思う社会秩序と正義があって、
それを猟奇的で壮絶で盛大な大犯罪を以ってして証明しようとしていて。
そもそもジョーカー役のヒースレジャーの演技力がすごすぎてwあの当時で28歳とかやばすぎる圧巻される。
バットマンの予備知識がない以前に、私は頭が悪いのでこういう系の映画は本当に理解に時間を要するのだけれど、DCコミックファンや映画オタクの人の考察や感想文を読めば読むほどダークナイトの深層を隅々まで感じとることが出来たというか、いやぁアメコミ面白いな、と。
スーパーヒーローが悪を倒して街が再び平和に!イェーイハッピーエンド!
がヒーローモノのセオリーだと思っていたけれど、違うのね。
映画の感想というよりかはヒースレジャーすげえジョーカーすげえっていう話。
面白ろかった、というよりは長かった。笑
普段自分がチョイスしない映画でもちゃんと観てみると良い出会いがあるねー。