ちぇるばし

大学院生をしています。

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最近の記事

デーティングアプリについて思うこと。

私は結婚文化について調べたわけでも詳しいわけでもないが、最近はオンラインで出会うことが主流になっているみたいだ。私はオンラインで出会うことに躊躇する人間だし、それが主流になることには色々と思うことがある。 マッチングのアルゴリズムは人間が作り出したものであり、人生に人の手が加わること。 私は比較的古い考えの持ち主なので、運命の出会いや結婚という人生の出来事はなるべく自然の成り行きに任せたい派。なので、こういった出来事にどんな形であれ人の手で作られた機械的なシステムに運命を操

    • 雑記。インスタグラムとプラトンの洞窟の比喩

      哲学の授業ではたくさんの本を読み、それはいつも私の新しい視点から物事を見させてくれる機会を与えてくれる。哲学では鉄板のプラトンの「国家」もその一つである。 「国家」では途中、かの有名な洞窟の比喩が出てくる。簡単に説明すると、洞窟の中には何人かの囚人が生まれてから閉じ込められており、彼らは洞窟の壁に映し出される影を見ながら生きている。彼らの背後には塀があり、その後ろには火が灯されている。その塀の上で人が人形を動かすことによってその人形の影が囚人たちが見ている壁にうつる。囚人た

      • 変えられない過去を、どう捉えるか。

        最近になって、強い自責の念に駆られる出来事があった。 自分は日本の大学を卒業後、第二学位を取得しようと学部生としてアメリカの州立大学で哲学と心理学を学んでいる。アメリカに来てからは心機一転、成績はAしか取らないという目標を掲げここまできた。専攻を変えたり、単位互換ができないなどの様々なことがあり、両親に迷惑をかけながらもこうして死ぬ気で勉強している。 今自分は学部の3年生として大学に在籍しており、その大学では一定の成績を保っていればGREという英語の試験を受けなくても4年