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やめろし

いつも気づいたら午前様。読みたい本も読めていない。読みたい本が側にあると、それだけでなんか良い。ホテルにこもって読書だけして過ごすのとか楽しそう。フワちゃんがふらっと四国に行っていて、そういうの本当にいいなと思う。

適当な食事の後、気絶するようにいつの間にか眠っていた。働きたくない。どうしてこんなに働くのかシンプルに疑問。アイデンティティに食い込んでくる不快さ。でもアイデンティティってなんだろう。他人との距離感の前に、自分との距離感もよくわかっていない。もう少し身体を大切にした方が良い、と頭ではわかる。けれどやり方がよくわからない。リラックスが苦手。リラックスって普通はどうしたらできるのだろうか。ただ眠るだけでもいいのか。ストレスという言葉を知ったのは小学生の頃だった。もうその頃からストレスを自覚していた。とりあえず早く寝た方が良い。けれど眠れない。なのでこれを打っている。それで、別に何もないじゃんと思うのだがそんなことはなくて徐々にガヤガヤしてくる。わかった、わかった。 ZINEを作る時、美味しいお菓子をおススメするのどうかな、とか思っていた最初は。確か次回はそういうのにしたいとかも書いてなかったっけ。憧れ。けれどやっぱり難しかった。

最近、ものすごく重い足取りで駅に向かう高校生を見てしまって、どうしようと思った。実際どうにもできない。私も学生時はルンルン気分で通学したことはないが、足を引きずるまではなかった。駅前では政治家が何かをやっている。何だろう。このままでは生活が…、と声高に叫ぶ。その政治家に向かって切々と訴えている人もいた。ねえちょっとそこの人たち、あの高校生、見ましたか。私は見てしまいました。学校に行かなくていいよ。学校なんか行かなくてもいいって。って、その拡声器じゃない方法で伝えてあげてください先生。暑くて頭が回らない。青春時代が一番良いなんて大嘘だよ。本当は順番なんか自分で決められるから。

覚えていることで復讐しているつもりになっているのかもしれない。感情を伴う出来事は頭にこびりついてしまう。私は新聞に一般人が投稿した川柳を散々叩くのが結局許されてしまったこと、まだ根に持っている。

許したいのに許せない。許せないけれど許したい。振り子どころか横暴な螺旋のような動きをする感情。結局最後、肝心のところで人に合わせられない。最後の最後はしたたかに自分を貫き通そうとしている。でも私が残している強さなんてそこだけじゃないかな。主義や主張を誰かにぶつけたいわけじゃない。ただ毎日ぐっすり眠って好きな時間に起きたい。私もあの高校生と変わらない。

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