天邪鬼　日記

今日は猛暑日らしいが根っからの天邪鬼なので世間が暑いと言えば言うほどそこまで暑くないと思う。風がある日はまだマシな気がする。
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東京駅は混んでいた。私は半ば強制的に買わされた土産にイラついていた。断ればよかった。疲れで脳が回転しなかったのが悔やまれた。生活のために割り切って仕事をしているので職場に一銭も出したくない気持ちが強い。この怒りは、あの時拒否を遠回しにでも良いから言葉にすれば良かったと思った後悔の怒り。せめて自分の気持ちはないがしろにしないようにしたい。大して空腹でもなかったが、イタリア料理店に入る。隣の若い女の子2人組が4月から入社した会社の仕事内容について話しており、穏やかな話し方はラジオのようでずっと聴いていられた。店員さんは忙しそうだった。客数に対して飲食店のスタッフ数が少ない気がするのは気のせいだろうか、気のせいじゃない気がする。
喧騒の中で縮こまるように身を置いていると、すべての世界がつくりものに見えてくる。人間は大変だな。今日を無事に生き抜くので精一杯。早く服を洗濯したい。あとこの土産が荷物になるんで踏み潰してゴミ箱に捨てたいんですけど。
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新幹線から眺めた東北の空は高くてとても広かった。東北出身の知人が自嘲気味に「東北はずっと差別されているようなものだから」と言っていたのを思い出す。大きめの地震があると風呂に水を貯めておくように助言をくれた。福島を通り過ぎる。原発は反対です。そこで働く人たちや関わる人たちを決して否定しない。でも構造自体が、人を人でなくしてしまう。「あれがなきゃあそこらへんの人たちは食べていけないでしょ」という言葉に悪意はないだろうが、あえて都市部から離れた場所に建設されるので他人事になってしまうのだろう。沖縄の基地問題しかり。
自然災害と人工的な災害は、後に残る影響も全く違う、イコールでは決してない。
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長らく職場に行けていない知人がいる。この間久しぶりに会った時に違う方向に魅力的になっていた。単なる鬱ではないと感じ色々調べたらやはり当てはまることが多かった。病名がわかったところで何かできることもない。ただ言えるのは、世の中の水準とか平均的なレールに乗れる人間がいれば、レールに乗れない人間もいる。乗れない側の人間にとって、レールに乗るように親から強制されるほど辛いことはない。
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趣味の占い、頼まれれば知人友人限定でやるのだが、子供ができると出た知人が本当に子供ができたらしく自分でも驚いている。オラクルカードが得意です。