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その手には乗らない

秋、到来中。久しぶりに都会に出た。刺激もあるが財布の紐も緩む。大通りの雰囲気等は、覚えている。が、10年以上経つとなくなっている店もある。当たり前か。学生の頃にバイト代が出たら服を買いに来た時のこととか、思い出しながら歩く。スープカレー屋に入り野菜を供給する。

朝方の4時過ぎまでZINEを作るためにダラダラとタイピングしていたが、一向に進まなかった。しかも、これまでの日記等を読み返すとコンディションが悪いのが一目瞭然で、自分の日記を読みながら滅入った。こんなことある?

こんなことある?という気分を引きずる。あと、こんなこと書いて何か意味ある?と思う。これはいかん。意味とか目的なんかに負けたら、そこで試合終了だよ。電車に飛び乗ってお目当ての本屋に入る。勝手に元気をもらった気分。そうそうそう、こういうこと〜!と思い満足。私は本屋に行けば大抵機嫌が良くなる、、、というよりニュートラルな状態に戻る。これは図書館でも同じです。単純に静かな場所が好きだというのもある。都会の商店街の方が活気があり、地方とは全く違う。人も多い。人人人。色々な考え方があって良い、それは当たり前で、何より私が私でいられて、どこにいても見つけてあげられますように。そういうささやさな願いと社会が強制してくる不快なことについて意見を言うことは何も変なことじゃないだろう?

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