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議会事務局×生成AI

Web3.0は自治体を救う!」をコンセプトに自治体職員である筆者が自治体職員に向けて先進事例などを紹介するnoteです。


こんにちは!こうです。
自治体の生成AI活用はだいぶ進んできた印象がありますが、議会事務局に限って言うと、あんまり事例ないんじゃないでしょうか。

そこで今回は、議会事務局に所属する筆者が実際に業務で使っている生成AIサービス3選を紹介します。
業務効率化して、定時退庁してみませんか?


1.困ったらこの子!ChatGPT

言わずと知れた万能AI。無料でもかなりの範囲で使うことができます。使ったことないという人、とりあえず使ってみましょう!

生成AIが世に誕生してかなりの時間が立ちますが、
知っている」のと「使っている」のは全く違います!
私は早くから触っていたおかげでみんなよりラクに働けています。

簡単な会話をするだけでも、その破壊力を感じることができます。

ChatGPTが市議会に何をもたらすか、聞いてみた

繰り返しになりますが、とりあえず使ってみましょう!
必ずあなたの力になります。


2.調べものならPerplexity

議員から調べものを頼まれた時はコレ!
ググるのではなく、この子を使いましょう。

Perplexityのホーム画面

このPerplexity(パープレキシティ)に質問すれば、ネット上のあらゆる情報から回答を生成してくれます。回答は複数の情報を要約してくれて、引用元のサイトもあわせて表示されます。

  • ググる:キーワードを入れ、サイトを一つ一つクリックし内容を確認

  • パプる:会話形式で聞けば、求める回答をぱっと表示

調べものがあったらググるって言いますが、これからはパプる時代が来るかもしれません。

例えば、兵庫県知事の不信任決議案が可決された時に、過去の歴史上で議会を解散したことあるのか気になって調べてみたら、一瞬で答えてくれました。

不信任決議可決後の議会解散事例を確認

使い方はとっても簡単!スマホならアプリをダウンロードするだけなので、とりあえず触ってみましょう!


3.情報の解読ならNotebookLM

国から新たに施行される制度って、ものすごい長文かつ読みにくい要綱を紐解いて理解しないといけないですよね。

議員から「この制度わかるように説明して」って言われても、事務局員が理解するためには相当読み込まないといけないのでめっちゃ大変。

この手間を解決してくれるのがNotebookLMです!
AIによる情報整理ツールと呼ばれ、
例えば、膨大なデータから必要な情報を迅速に検索したり、
複雑なデータをわかりやすく整理したりすることができます。

要綱のPDFデータをこの子にアップロードすれば、AIとの会話で内容の要約や検索、問い合わせなどができる仕組みです。


まとめ

いかがでしたか?
議会ってDXが難しいと思う方が多いと思いますが、自分自身が生成AIを使い、業務効率化やレベルアップすることはできますよね。

最後に注意点として、自治体によっては生成AIサービスの業務利用を禁じている場合もありますので、
まずはご自身の自治体での生成AI利用ガイドライン等を確認してみてください。

それではまた!

生成AIにより業務負担が軽減された職員のイメージ(AI作成)


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