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AI画像生成で、もうフリー素材サイトは不要?検証してみた 【Midjourney V6】
Midjourneyの新モデル「V6」がリリースされました。
早速使ってみたところ、人物の画像がものすごくリアル!僕はWEBデザイナーの仕事をしているんですが、頭によぎってしまったことがあるんです。それは、
あれ、フリー素材を買う必要って、もう無いんじゃない?
ということ。実際の写真と変わらないクオリティでAI生成できるなら、そっちの方が安くて簡単で早い。ということで、実際に検証してみました。
今回は、あえて「フリー素材っぽい写真を生成してみる」という実験です。この記事に掲載している写真は、すべて実在の人物ではありません。Midjourney V6を使って生成した画像です。
最後に生成用のプロンプトも紹介するので、お楽しみに!
現実と見分けつく?リアルな画像がこちら
指をさす女性
![](https://assets.st-note.com/img/1703228796689-58LSdQGHp3.jpg?width=1200)
まずはフリー素材の定番、指をさすポーズの女性です。「今なら初回無料!」とか「安心の返金保証!」とか、サービスを利用する上での不安を解消するワンポイントを教えてくれがち。
悩む女性
![](https://assets.st-note.com/img/1703228809356-xy3e6ozSm5.jpg?width=1200)
こちらもよく見かける雰囲気の写真です。大きな見出しで「こんなお悩みはありませんか?」とあり、具体的な悩みが吹き出しで3つくらい列挙されがちです。
パソコンを持ったスーツの男性
![](https://assets.st-note.com/img/1703228809603-Cim6WiVnSz.jpg?width=1200)
20代30代向けのIT転職サービスの広告なんかでよく見ます。実直で真面目な雰囲気で、爽やかな男性が使われがちです。
笑顔でパソコンの前に座る男性
![](https://assets.st-note.com/img/1703228809467-1ElixfMPdJ.jpg?width=1200)
こちらもIT転職サービス感あり。エンジニア系かな?「リモートワークOK」とか「まずはオンラインカジュアル面談から」みたいな、転職のハードルを下げる主旨で使われがちです。
太陽と家族
![](https://assets.st-note.com/img/1703228809487-tJKAB6hYZQ.jpg?width=1200)
逆光でシルエット気味になった家族の写真。爽やかなイメージです。家族向けの保険商品のサイトで「大切な家族のために、安心を。」みたいなキャッチコピーと共に使われがちかもしれません。
真剣な眼差しの少年
![](https://assets.st-note.com/img/1703228809475-OcoIVQYnpL.jpg?width=1200)
こちらは学習塾の広告なんかに使われがち。「こどものやる気を応援する」いたいなメッセージで、少し長めのエッセイ風の文章と共に見かける気がします。
仲の良い家族
![](https://assets.st-note.com/img/1703228809519-SZZyHK2YiN.jpg?width=1200)
とっても仲良しの家族の写真。家事サポート系のサービスなんかで使われていそう。「健康的なお弁当が定期配送されるサービス」で家事が楽になるみたいなものを連想しました。
笑顔でタブレットを使う老夫婦
![](https://assets.st-note.com/img/1703228809623-ZSUjwNTzO5.jpg?width=1200)
シニア向けのWebサービスで「ご年配の方でもカンタンに使えます」と伝えるイメージで使われがち。積立型の保険のパンフレットなんかに合いそうです。
家でスマホを見つめる女性
![](https://assets.st-note.com/img/1703228809682-dxidwjhYlo.jpg?width=1200)
カジュアルな出会い系サービスのバナー広告なんかにありがちです。他には、ソシャゲのCM広告なんかでもよく見かける構図。「家にいても、仲間と繋がってる」的な協力プレイ系のゲーム。
オフィスで笑顔の女性
![](https://assets.st-note.com/img/1703228809438-wHzb4JaIHh.jpg?width=1200)
WEBスクール系のサービスなんかで使われてそう。最短でWEBデザイナーになるためのレッスンと、その後の転職サポートがセットになってたりします。
笑顔で話す女性
![](https://assets.st-note.com/img/1703228809603-d5Zo8zpKTs.jpg?width=1200)
こちらは初心者向けの投資信託サービスなんかがイメージできます。「まずは無料で資料請求」みたいな、大きめのボタンがページをスクロールしてもついて来がち。立体感があって、一定間隔でキラッと光ったりします。
人物以外
人物以外のフリー素材っぽい画像もMidjourney V6 はもちろん得意です。
おしゃれなお寿司
![](https://assets.st-note.com/img/1703228809423-Odhe4zwdMC.jpg?width=1200)
桜と富士山
![](https://assets.st-note.com/img/1703228809443-wtNqMH6JRH.jpg?width=1200)
お寿司も富士山も、かなりリアルですよね!ですが、こういう写真は、以前の画像生成AIでも十分クオリティが高かったので、今更かもですね。
さて、いかがだったでしょうか?
僕はクオリティの高さにけっこう衝撃を受けちゃいました。フリー素材を買って使うって無くなるんだろうか。
もしかしたら、AI画像が現実の写真と区別がつかないことなんて、もう当たり前の事なのかもしれませんね。本当に、AIの進化は早いです。
Midjourney V6 用のプロンプト
Midjourneyの公式からもアナウンスがありましたが、V6では、今までのプロンプトとは書き方のコツが大きく違います。
これまでは単語の羅列だったけど、もっと直接的な文章での指示になりました。そこで、画像生成に使ったプロンプトをすべて公開してみます。もし良かったら参考にしてみてください。
実際に使った英語プロンプトと、文章構造を参考にしやすいように日本語訳も添えておきますね。
表情や細かいところまで、かなり厳密に指示しています。プロンプトと画像を見比べると、「こんなに忠実に再現しているのか」と驚くかもしれません…!
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