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23D十五 ミルドラースを倒スカラ

ドラクエの新作ゲームが気になっている。
先輩が買ったらしく、話を聞いていて懐かしく感じたからだ。

でも買わないのだろうな。ポケモンですらやりたいって思ってたのに買ってないんだし。
いつも口だけだ。


先輩とそんな話をしていたから小学生の頃に復刻版のドラクエVをプレイしていた時の記憶を思い出した。

ドラクエVのラスボスはミルドラース。
当時はラスボスを倒すとエンディングの後に倒す直前に戻り、再戦できるシステムだったはず。

2回目以降にミルドラースを倒すとそれにかかったターン数が表示されるようになるので、経過ターンを縮める為に何度も何度も飽きもせずミルドラースの討伐を繰り返していた。

僕はイオナズンやメラゾーマといった派手な魔法ばかりを使って戦闘するタイプのキッズで、効率は考えないタチだった。

それでも倒せはしたのだけれど経過ターンは縮まない。
そんなことを何度かやってるうちに戦闘に単調さを感じ始めていた。


そんな時、初めてバイキルト(攻撃を2倍?にする魔法)を使うことを試みた。
攻撃してみてダメージ量を見て驚愕した。
その時のダメージ量ときたらメラゾーマの比では無かったのだ。


この新しい戦略によってミルドラースを倒すターンは劇的に短縮された。

バイキルト戦法の発見に伴い、他の補助魔法の有用性にも気付くことになる。

スクルト(防御が上がる)やルカナン(相手の防御が下がる)、マホカンタ(魔法攻撃を弾く、だったかな?)などの呪文はベホマズン(全員回復)を使うより遥かに効率的だった。

みるみる下がっていく経過ターン数に大きな高揚を感じ、時間が許す限りミルドラースと戦っていた。


当時の僕は、誰も知らないドラクエ内の秘密の戦闘法に気が付いてしまったかも。とそわそわしたのを覚えている。
これはとんでもないことだぞ……とそれを誰かに話してはいけないことの様なそんな気さえしていた。


そんな話をする相手はいなかったので1人もくもくとミルドラースを倒すことに熱中したのだったのだけれどね。



とても子供じみていて、良い思い出だと今になって思う。

今やインターネットで調べれば効率の良い戦闘法などいくらでも見つけることが出来るだろう。
(当時でもあったかもしれないが)

子供である時はインターネットを使って調べるという発想すら思い至らなかった。
そんな子供だったからこそ自らの手による気付きにはある種の特別さがあったのだ。


自分で気付く事、発見する事、検討し検証するする事の尊さは今の僕には味わえないだろうな。
どんなことでもすぐにネットで調べてしまうから。

今や得難い特別は、この日記に残しておくことにする。


会社の上司から高級な蜜柑を貰った。
姫マドンナという品種で、手のひら大のサイズの蜜柑だ。

姫マドンナ


毎年この時期になると貰えるのだけれど、とても美味しい。

ゼリーの様な食感で、味の密度?が濃い。(表現が正しいかは分からない)
一つ食べるだけでとてつもない満足感がある。

でっ、でっけ〜〜〜


おかげで舌が肥えて一般的な蜜柑は殆ど食べなくなってしまっている。
これを知ってしまったら、知る前に戻ることは出来ない。
そういう意味では、代償はでかいかもしれないがおすすめ。


ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜のアニメopを今更観た。
KANA-BOONの『ソングオブザデッド』という曲が起用されている。

まずゾンビ物にちなんだ曲名が良いよね。
ハイスクールオブザデッドとかアリスインデッドリーハイスクールみたいな。

歌詞にある『ディストピア to ソング・オブ・ザ・デッド!』というフレーズも良い。
荒廃してしまった世界で自由気ままに振る舞う主人公に合っている。

(どちらかというとディストピアというよりポストアポカリプスでは?とも思うが、まあ細かいことはいい。)

ここのフレーズを聴くとゾンビ物の作品に触れた時に生じる様なワクワクを感じられる。

僕は曲に合わせてキャラクターが踊るopが大好きなんだけれど、この作品も楽しそうに踊っていて観ていて楽しい。もう何度も見返している。

逆にアニメ本編は観てない。
内容は少しだけ知っているけれど、何故か触れようとして来なかった。
でもこのopのおかげで観ようかなと思えている。

のだが、どうやら放送が延期しているらしい。
アニメは通しで観たい派なので残念だ。
なので漫画を買おうか迷っている。
どうしようかな。


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