早速SGEを使ってみた!
8/30試験運用開始のSGE
Googleは検索画面で表示される生成AI機能、「Search Generative Experience(以下、SGE)」の試験運転を開始した。
AI界隈では識者たちが一斉にリリースを報じ、現在進行形で盛り上がっている。
簡単に設定できるので、さっそくいじってみることにした。
Search Labsから設定
設定は極めて簡単で、Search Labsにアクセスし、スイッチをONにするだけ。
検索画面に戻り、さっそくGoogleが提案する例文を入力してみる。
「残暑見舞いはいつ送る?」という質問に対して、こんな感じで回答。
ゲーム関連の質問で遊ぶ
ゲームに絡めたかったので、こんな質問を投げかけてみた。
valorantに関して「利用できません」との回答。
ファンとしてはとても悲しい…
続いてこんな質問を…
PUBG MOBILEも同じ反応。とても悲しい…
もう少し大枠での質問が良いのかもしれない。
…ということで、「eスポーツ」についてざっくりとした質問をしてみた。
連続して質問できるので、会話をしてみる。
やはり、LoLは強い。
Data2というゲームの賞金額が20億円以上という規模には、正直びっくりした。2021年はコロナ禍真っ只中で、eスポーツ元年を迎えてから間もないころなので、期待値が高かったことの表れかもしれない。
少し気になる「今年のeスポーツ人口の推移」について、聞いてみた。
一応、増加傾向ですよ、との回答。
では、競技人口に関してはどうだろうか?
こちらも増加傾向。競技シーンは拡大してくよ、という試算を提示してくれた。
では、お金はどのくらいの規模で動くのだろうか?
市場拡大の背景は、やはりコロナパンデミックのステイホームの動きであったようだ。
事実、私自身コロナパンデミックがきっかけでオンラインゲームを触り始めた。
それまでは、全くゲームと無縁の生活であったのに、人生とは奇妙なものだ。
eスポーツのメリット、デメリットに関しては、個人的に「一般論だよね」というような優等生的な回答であった。
もう少し会話を続けてみる。
eスポーツ全体で見てみると、観戦するファンの人口は増加傾向にあるようだ。今年はアフターコロナの年で、各地でeスポーツのリアルイベントが開催されている。そういった華やかで臨場感あふれる観戦場が増えたことで、eスポーツファンも増えているのかもしれない。
やはりリアルで観戦するとき醍醐味は、遠隔では体験しえないものであると思う。
視聴者数の質問の続き。
トップのアメリカ。確かに、先日終わったばかりのValorant Champions Tour (VCT) 2023。開催地であったアメリカ・ロサンゼルスでの会場の演出。
鳥肌が立つほどの洗練された「ショータイム」であった。
eスポーツ先進国たる所以を見せつけられた。
最後に気になる質問で締めくくりたい。
「強い国は?」との質問に、SGEは「韓国」と回答した。
eスポーツが日本でブレイクするずっと前から、韓国ではeスポーツ教育の体制が整っていたようだ。
「あるべき教育」について少し考えさせられるリサーチ結果であった。
非常に簡単に設定できるうえに、質問の誘導もきちんとやってくれる。
興味のある分野など、是非いじってみてほしい。