お金持ちになりたかった頃のお金持ち像は解像度が低かった
20代の頃、お金持ちになりたかった。
当時の私は、月の手取りが10万円を超えると(今月はすごいぞ!)と喜んでいるような低所得の暮らしをしていた。
一人暮らしの築30年を過ぎたアパートの家賃を払い水道光熱費を払うと、ご飯は毎日食べられても、遊びに行くお金は残らなかった。
図書館で本を借りては、妄想にふける毎日だった。
あの頃の私のお金持ち像はこういうものだ。
旅行に行くときはファーストクラスに乗って、
1人1万円を超えるような高級な料理を食べて、
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