雑記 6/9
暑い。
この暑さは概ね湿気由来のものだろう。
雨戸を閉めているものだから、風通しは必然悪くなる。
エアコンをつけようとも思ったが、6月初めというこの時期がリモコンへの距離を離してしまう。
こういった、思ったことをそのまま書いてみることを、普段の私はしない。
面倒というわけではなく、自分の中にその選択肢が存在しなかっただけだ。たまに生じても、すぐに消えてしまうから定着しない。
ならば何故今こうして日記もどきを書いているのかと言えば、色々と理由がある。
一瞬「恥ずかしいからやめておこうかな」という考えが頭をよぎったが、殴りつけて黙らせた。
まずひとつ。
noteでとある記事を読んだから。
にじさんじライバーである家長むぎさんの雑記だ。これについては以前から欠かさず読んでいる。
彼女の文章が好きだ。水のように喉を通り、それでいてすっきりとした存在感が残る。
今日は彼女の文章を読んでいて、「そういえばこういうものをあまり書かないな」と思い至ったのだ。有り体に言ってしまえば影響されたというわけである。恥ずかしい。
もうひとつはつい最近見たアニメ映画『トラペジウム』の影響だ。ここでは詳しく書かないが、素晴らしい作品だった。
帰ってから原作も購入してその日のうちに読んだ。
私は実在のアイドルの方々には全くと言っていいほど詳しくは無いので作者の方について語れることは無いが、こちらも恥ずべきことに少し嫉妬した。
トラペジウムという小説は面白かったのだ。
しかしあの作品が想像もつかないほどの努力の末に打ち立てられたものであることは疑いようがない。
だから嫉妬する資格が私には無い。恥ずかしいというのはそういうことだ。身の程知らず。
それはそれとして努力がきちんと報われるというのは本当に素晴らしいことだと思う。努力が報われない世界は間違っている。
だから私も頑張ってみようと思う。
トラペジウムを見てそう思った。
ここまで読み返してみると支離滅裂で笑えてしまう。でも思考なんてそんなもんじゃないか? とも思う。
この日記もどきは、素晴らしい作品に創作意欲を刺激された私の膿のようなものであり、決意表明のようなものなのだ。
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