生成AIはソフトウェアでできたCPU!ーGoogleサイトで作るグループウェア(120)ー
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この記事を読んで欲しい方
企業DXや校務DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方
自分だけのGoogleサイトを作ってみたい方
①生成AIの位置づけ
まず、この動画を見てください。昨今の生成AIの位置づけを端的に表しているものです。
つまり、生成AIとは、まるでCPU(Central Processing Unit:中央演算装置)と同じ構造で考えることができるというものです。
②生成AIはまるでCPU
言われてみれば、CPUはハードウェアで出来た演算処理装置ですが、生成AI(LLM)は、まさにソフトウェアで出来た演算処理装置に位置づけられます。
つまり、少なくとも生成AIの制作は、CPUの制作と同じ位置づけにあるといえます。
そしてこの図のように、LLMのCPUを中心としたLLMOS(オペレーティングシステム)を整備すべきだという考え方は非常に素晴らしいものです。
(各機能との接続APIはプリント基板の配線と同じでしょう。また、今の生成AIと人とのやり取りは、昔のCUIの画面と一緒で、まだまだですよね。)
ハードウェアのCPUにおいては、intel、TMS、モトローラ等の有名な会社がしのぎを削り発展してきたように、ソフトウェアAI-CPUも、GeminiやChatGPTなど、多くの生成AIを作る会社が、次世代のAIPCやAIフォンを席巻する鍵になってくるものと思われます。
そして現在使われているOS(Windows,MacOS,ChromeOS,iOS,Android,Linuxなど)は、今後LLMOSとして生まれ変わっていくでしょう。
③おわりに
生成AIに関して言うと、宣伝をする人たちが、あまりに荒唐無稽なことを言い過ぎたため、AIが人間に取って代わるもの、とても危険なものという先入観が付いてしまっています。
たしかに、これまでのやり方をコペルニクス的転回的に変えてしまうため、自分の仕事が無くなるんじゃないかと危惧する人も当然出てきます。
実際、コンピュータが普及したおかげで、タイピングや電話交換手などの仕事がなくなった人たちも多くいたことも事実です。
ただ、社会はそれを上手に受け入れてきた背景があります。
生成AIは、いまやどこにでもあるコンピュータのCPUが開発された、IT革命の黎明期と同じ時期にあるといえます。
そして、それは常に人間の面倒な仕事をやってくれるツールという位置づけに過ぎないのです。
さいごに、Appleが1988年に公表したナレッジナビゲーターのビジョンが最もAIの利用を端的に表していると思います。
ChatGPT4oがリアルタイムの対話ができるようになったので、次はアバターでしょうか?
新しい時代のAIOSのGUIはどうなるのかが楽しみです。
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