【Steam版PC】ヴァンサバ風3DアクションSoulstone Survivors【レビュー#1】
目的:面白さの言語化
内容:ゲーム体験のメモ代わりとなる簡単なレビュー
■ゲーム概要
■面白さのポイント
本作は見下ろし視点の2Dローグライクゲーム『Vampire Survivors』を、3Dアクションゲームver.にしたようなゲームとなっている。
四方八方から襲ってくる敵を倒してレベルを上げつつ、最終的にステージボス撃破を目指すのが大まかな流れである。
レベルアップ時に出てくるスキルはランダムであり、これらを巧みに組み合わせながらキャラクターを強化していくのが本作の醍醐味だ。
HPが0になってしまうとゲームオーバーとなり、獲得したレベルはリセットとなるため、1プレイごとの最適解が求められるスリルをぜひ味わってもらいたい。
■Vampire Survivorsとの差別点
人気作『Vampire Survivors』の影響を受けて作られたとされる今作だが、大きな違いとして以下の2点がある。
1,ビジュアルの臨場感
古き良きドット絵グラフィックである『Vampire Survivors』に対して、3Dアクションである『Soulstone Survivors』は、"敵に囲われたときの臨場感"や"スキルの派手さ"、"移動時のスピード感"などが楽しめる。
1プレイ10分~15分だが、あっという間に過ぎていくだろう。
2,1プレイごとの成長体験
ローグライク特有の1プレイごとにリセットされる要素こそ、毎回違うゲーム体験に繋がり、遊びの飽きを遠ざけてくれている。
一方で、プレイによる積み上げ要素も多く兼ね備えているのが本作だ。
ボス撃破、ステージクリアなどによって獲得した「ソウルストーン」を消費することで「キャラクターごとの装備アイテムの作成」や「ルーンパネルの開放」ができる。
この要素の素晴らしいところは無条件に強くなっていくわけではなく、あくまでビルド作成の幅を増やす程度に留まっている、ことである。
ステータスのインフレを起こしているわけではないので、ローグライクの面白さを担保しつつ、先に進めた実感を味わえるので、よりプレイしたくなってしまうわけだ。
■まとめ
『Vampire Survivors』のヒット後に出たローグライクゲームなだけあり、人気の要因となった面白い部分は採用しつつも、新しいシステムを組み込んだ素晴らしいゲームだった。
価格は1,200円と安く、1プレイ10分程度なので、手軽に遊べるゲームを探している人におすすめ作品である。