高3の冬、キスマイ藤ヶ谷くんを推し始めた
2017年の冬。当時通っていた通信制高校から徒歩15分くらいのところにある駅ビルのCDショップで、私はキスマイの20枚目のシングル「赤い果実」を購入した。
テレビでたまたま観たキスブサで藤ヶ谷くんが気になったからだ。
この曲を初めて聴いた感想は、「歌割り、ほぼ藤北が独占していてこのグループの格差えぐいな」だった。でもまあ、推しの藤ヶ谷くんの声がたくさん聴けて満足した。しっかり3形態集めて、DVDの特典映像も繰り返し観た。
あの頃の私は、大学生にとにかく憧れていた。厳しい校則から解放されることを夢見て、髪の毛をココアブラウンに染めることを決めていた。
この記事を書いている現在の私はもう24歳なのだが、あの頃と同じように髪をココアブラウンに染めて、キスマイの赤い果実をまっさらな気持ちで聴いてみたい。