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衝撃減衰遊び場地表面材ー衝撃減衰性を測定するための試験方法(緩い粒子状衝撃減衰素材の圧縮方法)

おはようございます。本日も素敵な一日になりますように願っております。

遊び場の衝撃減衰(吸収)地表面材に関してシリーズで記述をさせて頂いております。今回は緩い粒子状衝撃減衰素材の圧縮方法について明記させて頂ければと存じます。

BS EN 1177:2018(31-32頁)によれば、

緩い粒子状衝撃減衰素材の圧縮方法

(以前の記事”衝撃減衰遊び場地表面材ー衝撃減衰性を測定するための試験方法〔試験方法1-臨界(危険)落下高さ(CFH)の測定(法)〕”内の緩い粒子素材と自然地表面の試験基礎のない試験フレーム(枠組み)に関する細々目を参照)

一部の緩い粒子状素材の粒子または緩い粒子状素材を含む機構の性能は、通常の利用での圧縮によって著しく影響を受ける可能性があります。この手順では、そのような素材が検査前にどう圧縮されなければならないか記述しています。その方法は、試験方法1に従って実験室内で行われる試験に適用することが出来ます。
 
現場での試験は、試験方法1と試験方法2の両方に関して準備無しに地表面で実行されます。
 
E.1       層の深さの測定
 
均一に平らな層にするために、試験位置で素材の地表面を軽く(熊手:レーキ)で軽く掻き均します。
 
例えば、既知の厚みで直径200 mm以上の硬い円形の板材を準備された地表面に配置することでその層の厚みを測定します、そしてその板材の下の面からその基(礎素)材までの層の厚みを例えば直径3 mm以下の校正済みロッドプローブを用いて測定します。
 
E.2       圧縮手順
 
直径200 mm以上の硬い円形の板材を標本の上に配置する。その板材に(2±0.1)N / cm2の圧力を(3±1)秒間加える。同じ荷重の適用をさらに4回繰り返し、そのようにして全ての一連の工程が1分以内に完結させられます。
 
板材の寸法は、試験装置(テスター)の重量に合わせて選択させることができます。(2±0.1)N / cm2の範囲内であれば5 mm毎の増加する板材の直径でも、表E.1に従って本体質量と伴に其々の重量の試験装置(テスター)を使用させることができます。

表-異なる重量の試験装置(テスター)が使用させることができる板材の寸法