【ニューヨーク生活あるある日記🗽】転職文化と心のふれあい
アメリカに来て驚いたことの1つが転職文化だ。
聞いてはいたが、目の当たりにするとびっくりするほどの流動性。
最近見ないな?と思ったら転職したよー、と知らされることがしばしば。
働いていた期間や仲の良さにもよるが、何の挨拶もなく去られるのはやはり寂しい。
「今まで本当にお疲れ様。色々あったけど、次の職場でも頑張ってな。」なんて言葉をかけたくなるのは、ビジネスマンとしては甘いのかも知れない。
「どこどこの会社に勤める」意識の日本。
その会社の発展のために働く、まさしく就社だ。
「なになにの仕事をしている」意識のアメリカ。
自分の能力を活かし伸ばすために働く。就職であって、就社ではない。
そんな文化においても、人と人の心が触れ合ってお別れできる時もある。
仲間が開いた送別会。
「あなたがいなくなって私たちは寂しいよ。
でもあなたの方がもっと寂しく思う。
だって私たちはメチャクチャ素晴らしい人間だからね」
「あなたのメールを無視できなくなるのが本当に心残りだよ」
「行ってらっしゃい。
去っていく愚か者よ」
こんなメッセージができる仲間。
「君がクビにならなくって心から感心したよ!」
なーんて。
送られるメンバーが大好きなパープル一色の送別会。
心温まる、人と人の心の繋がりが嬉しかった。