【UiPath Forward III ラスベガスレポート】2日目まとめ~2020年7つの予想~
イベント最終日の2020年RPA業界予想まとめ。
最後に2日間全てのポイントまとめ動画を追加しました。
RPAを取り巻く2020年予想 -Guy Kirkwood by Uipath
1,経済不況
先行き不透明な経済状況で、より一層ROI(投資対効果)が求められる。
2,RPAは業務自動化のYouTubeに
世の中には様々な自動化サービスが存在する。
(例えば、SAP/Oracle/IBMなどが提供するサービスはみな、業務を改善する自動化ツールだ)
RPAはあらゆる自動化サービスをまとめ上げるプラットフォームになる。
YouTubeが受け皿を提供し、ユーザーがコンテンツを投稿する関係性と同じ。
3,自動化は雪の結晶から、雪の塊に
最初の自動化は唯一無二のものだ。
一つ一つの形が異なる雪の結晶のように。
今後は、一つの自動化が別の業務で使えたり、別の誰かとのシェアが進む。
ある作業だけに限定的だった効果が、たくさんの場所で効果を生んでいく。
雪の結晶が塊となり、より大きな存在になっていくように。
4,デジタル世代が企業の自動化を"強制"促進
デジタルネイティブである今の学生が企業に入り、あまりにも非効率なマニュアル作業に直面し、RPAで業務革新をどんどん進める。
RPAを使いこなせない人(世代)にも、その波が押し寄せる。
5,繰り返しミスを犯す人間と知的なロボット
ロボットの精度が上がる一方で、人間は何度も何度も同じミスを繰り返す。
それで良いのだ。それが人間だ。
だからこそロボットに作業を任せよう。
6,RPAは職業/賃金/世界経済などの文脈で語られる
世界の貧困問題はより深刻さを増す。
地域や人種層などによる職業/賃金差がより大きくなっている。
そこには教育を受けられない子供たちの問題も関わっている。
国連は自らがUiPathのユーザーとして、組織内の大幅自動化に成功している。RPAが世界の貧困問題を解決する1手段として、議論の場に上がってくるのだ。
7,RPAベンダーと自動化サービス統合が加速
例えばSAP/Oracle/IBMなどの自動化サービスと、RPAが手を組むことでより大きな効果を発揮していく。
すでにMicrosoftとの密接な関係により、OfficeアプリケーションとUipathソフトの愛称は抜群だ。
ロボットと人間が仲良く共存する楽しい世界。
こんな職場は楽しそうでいいなぁ!
■追記:全まとめ動画
今回のnote記事以外のパートも含めた全まとめ動画をシェアします。
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