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『稲盛和夫一日一言』9/19 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 9月19日、今日の一言は『人間性のよい人を雇う』です。

 どんなに賢い人を雇うにしても人間性のよい人を雇うことです。絶対に能力だけで採用してはなりません。今、うちにはこういう優秀な専門家が喉から出が出るほどほしいと思っても、人間性が伴っていない人を雇ってはなりません。

 企業は一般に、一流大学の出身者、いわゆる成績の優秀な人を採用しようとします。また、会社に入ると、「仕事ができる」「能力がある」という基準で人間を測り、順に昇進させ、役員に引き上げ、社長に押し上げます。
 人を登用する場合、才能よりもその人物を見なさいと、私は何度も言ってきました。能力がないより、あった方がいいに決まっています。しかし、才だけに人の価値を認め、人間性や人格は二の次であるとする考え方は、組織を蝕(むしば)むことになりかねません。

『人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ』(稲盛和夫著 日経BP社 2007年発刊)より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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