『稲盛和夫一日一言』12/27 Review R&P企画 emu 2024年12月27日 11:12 こんにちは!R&P企画 emuです。 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。 12月27日、今日の一言は『人生の勲章』です。 私たちは魂だけを持って来世に行く。財産も名誉も持っていけない。一人で旅立たなければならない。勲章は、より美しくなった魂、心の輝きだけなのである。 ある財界の方のご子息がハワイで結婚式を挙げられるということで、私は仲人として、参加されたたくさんの財界、政界の方々を前に、次のようなことを申し上げました。 一般には、若いお二人に向けて『ぜひ愛情にあふれた素晴らしいご家庭をお築きください』といったはなむけの言葉を贈るものですが、私は『愛するという前に、ご結婚されるのだから、相手のために尽くしていただきたい』という話をしました。 なぜなら、人のため、相手のために尽くすということが立派な家庭をつくっていくもとだからです。尽くすということ、そのこと自体が実は愛なのです。愛とは決して甘ったるいだけのものではなく、相手のために尽くす、つまり自己犠牲を払う、ということでもあるのです。自分が相手のために犠牲になる、そのような自己犠牲があって初めて、素晴らしい愛に成長していくのだ、というお話をしました。 さらに私は、「この現世において、死んでいくときに何が大事かといえば、地位でも名誉でも財産でもないと思います。死ぬときに最も大事なもの、それは心にどれほどの素晴らしい勲章をもらったかということだろうと思います」と続けました。 心の勲章とは、心を磨く、浄化する、そういった行為のことです。それは、世のため人のためにどれほど尽くしたかということです。生まれてから死ぬまでの一生の間に、どれほどのことを、世間のため人のためにやったのか。死ぬとき初めて、自分の心がこの現世でどのくらいいいことをしたのか、それが問われるのではないでしょうか。 私は、世のため人のために尽くすことが、神様が我々をこの現世に送った最大の目的だと信じています。1983年 (社)日本青年会議所 第32回北海道地区会員大会 講話より 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #生き方 #愛 #働き方 #魂 #稲盛和夫 #自己犠牲 #一日一言 #京セラ #来世 #フィロソフィ #仲人 #現世 #心を磨く #心の輝き #心を浄化する #世のため人のために尽くす #人生の勲章 #心の勲章 #相手のために尽くす