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『稲盛和夫一日一言』11/18 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 11月18日、今日の一言は『人生の大則』です。

 素晴らしい人生を送るための生き方も、立派な業績をあげるための方法も、決して複雑なわけではありません。
 成功を収めても、謙虚さを忘れず、足ることを知り、すべてのことに感謝し続けること。一方、不運に出遭っても、それを素直に受け入れ、前向きな生き方を続けること。そのようにして素晴らしい人格を身につけるよう、常に心を整え、心を高める努力を倦まず弛まず重ねていきさえすればいいのです。

 自分が望んでいる道を選ぶことができなかった人がいたとしても、今ある目の前の仕事に脇目も振らず、全身全霊を懸けることによって、必ずや新しい世界が展開していくということを理解していただきたいと思います。
 不平不満を漏らさず、今自分がやらなければならない仕事に一生懸命打ち込む。それが自らの人生を輝かしいものにしていく唯一の方法であると言っても過言ではありません。
 人生で一番大事なもの。その1つは、どんな環境にあろうとも真面目に一生懸命に生きること。そしてもう1つは、人間は本能として「自分がよくなりたい」という思いを常に持っていますけれども、やはり利他の心、皆を幸せにしてあげたいという思いを強く意識して、それを心の中に描いて生きていくということではないでしょうか。

月刊『致知』2018年5月号 特集「利他に生きる」より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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