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『稲盛和夫一日一言』9/2 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。それを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 9月2日、今日の一言は『石垣の経営』です。

 会社は城の石垣のようなものだ。石垣には、大きな石もあれば、小さな石もある。同様に、大きな売り上げの事業もあれば、小さな売り上げの事業もある。大きな石だけを並べても風雪には耐えられず、小さい石が間に詰まっているから、石垣がかっちり組まれる。大きな石、小さな石を積んでいって、一つの大きな石垣をつくり上げていく。そのように、大小さまざまな事業を組み上げる。それが経営だ。

 「人は石垣、人は城」
 企業を城に見立てれば、従業員は石垣で、その中には大きな石もあれば小さな石もあります。頑丈な石垣には、大きな石と石の間に必ず小さな石がたくさん嵌め込まれていて、それが石垣全体を強固にする働きを果たしています。
 筋肉質経営とは、必ずしもやり手の人材だけを選ぶことではありません。やり手の間に、人間味あふれる素晴らしい人材がいなくては、会社は成り立ちません。そういう人を大事にすることです。

『【実学・経営問答】高収益企業のつくり方』(稲盛和夫著 日本経済新聞社 2005年発刊)より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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