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『稲盛和夫一日一言』10/17 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 10月17日、今日の一言は『偽・私・放・奢(ぎしほうしゃ)』です。

 リーダーたるべき人は、中国の古典にあるように、「偽」「私」「放」「奢」、この四つの思いから離れた人間でなくてはならない。すなわち、偽りがあってはならないし、利己的であってはならないし、わがままであってはならないし、奢(おご)りの心があってはならない。
 簡単にいえば、リーダーとなるべき人は、人格高潔な人でなくてはならない。

 戦後50年の間に、日本が身にまとってきたシステムという着物も、精神という体も汚れきっている。今こそ一度に洗濯し、新しい日本を手に入れねばならない。そうしなければ後は朽ち果てるのみである。
 本書では、日本有数の実業家であり、警世家でもある著者が日本の病巣を斬り、危機脱出の処方箋を明示する。まず、直近の危機脱出策として、「経営者としてプライドをとりもどせ」「偽・私・放・奢の患いから離れよ」と経営者の指針を示し、「官は国家なりという勘違い」「理念なき行政」などから「官」依存体質からの大転換を提唱する。

『日本への直言』(稲盛和夫著 PHP研究所 1998年発刊)解説文より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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