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『稲盛和夫一日一言』10/24 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 10月24日、今日の一言は『才能を私物化してはならない ②』です。

 才能を持って生まれた人間は、天が与えてくれたリーダーとしての役割をまず果たさなければならないはずです。才能を誇り、傲慢に振る舞うリーダーであってはならないはずです。天賦の才を決して私物化してはなりません。謙虚で自らの才を集団のために行使するリーダーであるべきです。

 才能というものは自分のものではなく、自然から預かってこの世に生まれてきたのではないだろうか。その才能を自分のものだと間違って、自分のために使ったのではバチが当たるのではないか。
 そのようなことに気づいた私は、自分を戒めると同時に、社員にも「謙虚にして驕らず」ということを言い始めたわけです。
 我々がこの世に生を享けたのは何のためかというと、「世のため人のために尽くす」ためになのです。そういうことを言うと、きれい事を言っている、格好をつけていると言われて、ちょっと恥ずかしい思いがしますが、ほんとうにそうあるべきだと思うべきなのです。

1996年 京都商工会議所 第7回経営講座トップセミナー講話より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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