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『稲盛和夫一日一言』11/7 Review
こんにちは!R&P企画 emuです。
2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。
11月7日、今日の一言は『道徳を守ろうとする思い』です。
道徳を説く人が聖人君子である必要はない。道徳を守り切ることはできないけれど、道徳を大切に思い、守りたいと思っていることこそが大切だ。
判断基準となるべきプリミティブな道徳、倫理観は、身についていなければ使えません。日常生活において、それが常に行動の中に現れていなければ何にもならないのですが、実はそれはたいへん難しいことだと思います。
本当に身につけて、日常的に実行できるとすれば、それはおそらく聖人君子と言われるような人でしょう。しかしながら、我々は欲も深いし、若干不真面目なところもある。またやさしい思いやりを持とうと思っても、しばしばそうではない局面に遭遇してしまいます。つまり、煩悩にまみれ、欲深く、立派な人間性を持っているとはいえないのが我々凡人なのです。
誰しも立派な人間ではあり得ません。しかし、「そうありたい」と思い、反省をして、プリミティブではありますが、日々、素晴らしい道徳、倫理観に基づいた行動ができるような人間に一歩でも近づこうと努力している人が「立派な人」なのではないか、と私は思っています。
本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。