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【東京本社オフィスを移転しました】社員のこだわりが詰まった新オフィスを徹底解説!
■目次
1. ここが変わった!新本社オフィス
2. なぜオフィスを移転したか?
3. オフィス移転の舞台裏
4. まとめ|新しくなったオフィスで一緒に働きませんか?
■本文
こんにちは。リグリットパートナーズです。
2022年9月、当社は事業拡大に伴い東京本社オフィスを移転しました。
社員たちも心待ちにしていたオフィス。一体どんなものか、ちょっと気になりませんか?
そこで今回は、新しくなった東京本社オフィスの特色と移転の舞台裏を読者の皆様とシェアいたします。
1. ここが変わった!新本社オフィス
本年8月末まで麹町にあった当社本社オフィスは、9月より紀尾井町(最寄り駅は永田町駅)に移転しました。
地理的な利便性を保ちつつも、新本社オフィスは3つの点でより使いやすくなりました。
広くなった!明るくなった(気がする)!
面積は約3倍に
以前の本社オフィスへの入居時から増えた社員も、密になることなく収まる広さになりました。席数は60から144席(来客用エリア除く)の2.4倍に!
広くなったぶん席も増やしました。ちなみに単に増やしただけでなく、用途に合わせて自由に移動しながら使える配置をしています(詳細は後述します)。窓が大きくなり、日当たり抜群
「何だか明るくなった」という感想が多々聞かれます。私もそんな気がします。
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2.お客様に来ていただきやすくなった!
永田町駅直結で雨の日も安心
有名企業やデジタル庁と同じビル
お客様にとって探しやすく、私共にとっても案内しやすくなりました。広々来客スペースが出来た
以前は執務スペースと来客スペースは分けられていませんでしたが、より快適にお過ごしいただけるよう、執務スペースが見える形で来客スペースを用意しました。
3.シーンに合わせて使い分けられるゾーンが出来た!
集中ゾーンの設置
作業に集中したい時のためのゾーンが出来ました。一部の間では通称「モニターの森」と呼ばれるように、モニターがずらっとあり資料を比較しながら作業するのに向いています。ここに限っては会議・雑談を禁止としています。
テレブースの設置
最近街中で見かける電話ボックス大のワークスペースが、社内に8つ出来ました。とにかく徹底的に静かな場所でWeb会議をしたい時に使われています。
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2. なぜオフィスを移転したか?
要因を簡単にお伝えすると、以下のような理由・背景があります。
社員増の結果、広い場所が必要になった
ひとつには物理的な理由がありました。社員増加の結果、旧オフィスが満員になりつつあったのです…事業成長の結果、資金も用意できた
実行できる土壌が出来たという背景です。年平均71%の成長を続けることができたため、オフィス移転の予算を持つことが出来ました。もっとオープンコミュニケーションをしやすい環境をつくりたかった 「もっとお客様を呼びやすくしたい」「社員同士の会話を促したい」という要望をかなえるため、当社の現職のコンサルタント達は「オフィス移転チーム」を組み、本職であるコンサルティングの傍ら本社移転を実現しました。
3. オフィス移転の舞台裏
当社には、コンサルティングに加えて自社運営に携わる活動の枠組み「Consulting+1」があります。その枠組みの中でオフィス移転に取り組むチームが組まれ、移転完了後も新オフィスの改善に取り組んでいます。
そこで「オフィス移転チーム」でリーダーを務める足立さんに、今回のオフィス移転の舞台裏を聞いてみました。
Q.どうして東京ガーデンテラス紀尾井町にしましたか?
A.アクセスが良いこと、部屋の広さを確保できることはもちろんですが、これからの時代を築こうとするコンサルティングファームに相応しい場所かどうかを軸にして選びました。
紀尾井町って紀伊徳川・尾張徳川、彦根井伊の三家からそれぞれ一字ずつ取って名付けられたという歴史的背景のある街なんです。また東京ガーデンテラス紀尾井町はもともと赤プリの愛称で親しまれた赤坂プリンスホテルの跡地です。今はデジタル庁などの著名な企業が参入していることも含め、ブランディングになる場所だと感じました。
フロアは13階と中層階ですが、周りを遮る大きなビルがありません。足元には緑が広がり、先にはずらっとそびえる摩天楼、奥に行くにつれて広がっていく、伸びていくような眺望がとても気に入りました。角部屋かつスペースもちょうど良いなど、好条件も重なったため、東京ガーデンテラス紀尾井町に決定しました。
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Q.内装のこだわりを教えてください!
A.大きくゾーニング(区分け)、デザインコンセプト、働きやすさの3点にこだわりました。
まずゾーニングは、効果的に活用するため、執務室とカジュアルな部分で大きく分けています。
移転を決めた理由の一つに、前オフィスだと来客スペースが十分に確保できない問題がありました。来客スペースは企業の“顔”となり、お客様にとっての印象を左右すると考えたため、整備を必須としました。
反対に社員の働く場所は、カジュアルで働きやすく、こんなオフィスで働きたいと思われるような機能を考えるなど、それぞれのスペースにこだわりを持って追求しています!
つぎにデザインコンセプトは、エントランスを総合的なシンボリックになるよう設計しました。
これはお寺のつくりを参考にしているのですが、天井に登っていくような電気、天井から伸びる棒は、輪っかになったエントランスから放射線状にオフィスへ伸びるようにイメージをして、エントランスがオフィス全体の核となるようにしています。なのでよく見てみると斜めに伸びる通路なんかもあります。
その他、要所要所に置かれたスタンディングテーブルは、偶発的なコミュニケーションが生まれるようにという思いも込めています。
また「個の力を最大限に発揮する」という当社の考え方を踏まえ、木をふんだんに盛り込んでいます。これは素材の力を出しつつ、素材の力強さを表現しましょうという考え方を掛け合わせたものです。その為、サイネージなどはあえてやっていません。
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最後に働きやすさ。働きながらいろんなものをアウトプットしやすく、社員同士が高められる関係にするためにも、働きやすさは細部までかなりこだわりを詰めました。
まずMTGスペースは、中心から窓側に向かってコミュニケーションのカジュアル具合を落としていくよう設計しています。
両端の部屋は、雑談してもよい場所、コミュニケーションはせず集中する場所とそれぞれ振り切っていて、ソファ席やスタンディング席など、カジュアル具合に合わせた席も用意しています。
実はこのあとスピーカーをつける予定で、カジュアルな部屋では、コミュニケーションを遮らない程度のBGMを流し、より居心地が良くなるようにと考えています。
また椅子もエリアごとに変えています。椅子は生産性を上げる一つのアイテムでもあり、特に人によって好みが分かれるものなので、全体で9種類ほど用意しています。
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色にもこだわっていて、癒し効果がある緑色はどこを見ても目に入るようになっています。またモニターの色もカジュアルスペースをデザインの邪魔をしない意味で白色を選びました。黒色だと、どうしてもワーク感が出てしまうので、、、。
このように、見える範囲をいかに洗練させられるかをたくさん考えました。
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Q.オフィス内ルールを作ったとのことですが、どんなルールを・どのような目的で設けましたか?
A.飲食、私語禁止エリアの設置、ゴミの即処分、ロッカーの使用指示などのルールを設けました。例えばロッカーについては大きく3つの理由があります。
1つ目は景観を保つため、2つ目はデッドスペースをなくすため、3つ目は人の交流を増やすためです。
場所が広くなったとはいえ、出入りも多く、限られたスペースでは荷物が障壁となってしまいます。荷物をロッカーに入れても、全席にACアダプタを付け、ノート、イヤホン、飲み物、パソコンだけで社内を移動できる環境にしてあります。荷物がなくなることで、物理的な距離も近くなり、偶発的なコミュニケーションが増やせれば、自然と離職率が減っていくことにもつながると思います。
Q.特に大変だったところはどこですか?
A.やっぱりコストの調整ですね。
例えば椅子については、お客様から見えるところはより上質で高価なものを使用しつつ、中の椅子は上質ながらも中古を使用し、コストのバランスを調整しました。これは新品だけではなく、環境にも配慮して決定したところもあります。「あれもやりたい、これもやりたい」の現実解を、外せないものを慎重に見定め、議論を重ねて決めました。
また先ほどの社内ルールを周知、浸透させることも難しかったです。ゴミはすぐに捨てて欲しいと伝えても、社会の縮図と一緒で、なかなか全員に行き渡らせることは難しい。そのため、捨てやすい環境はどういうところなのか?を試行錯誤し、至る所にゴミ箱を置くことで、すぐに捨てられる同線づくりをしました。苦労はしましたが、マーケティングの勉強にもなり、面白い部分でもありました。
4. まとめ|新しくなったオフィスで一緒に働きませんか?
今回は、新しくなった東京本社オフィスの特色を、移転の舞台裏とともにお伝えしました。実際に働いている社員がオフィス作りに加わることで、よりリアルな声が反映された、過ごしやすいオフィスが出来上がりました。「個の力を最大限に発揮」「社員同士のコミュニケーションづくり」「働きやすさ」を具現化したオフィスで、働く社員の感慨のようなものが、読者の皆様にも少しでも伝わると幸いです。
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